第16話最終決戦 1

大阪城天守閣



秀吉は頼綱の方を向いてこう言い放った。


「久しぶりだな。どうだ?俺の実験体たちは?」


「お前は人間を何だと思ってやがる?」

「虫けらだがな。俺以外の人間は」


といいながら秀吉の手をみると見たこともない剣を持っていた。


目線を手に向いているのがばれたのか、秀吉は微笑みながらこう言い放った。


「お前には俺が手にしている剣が何なのか。分かるまい、だが俺に勝てばこの剣をお前にやろう。もし負ければこの国は永久に我が奴隷と化すがな。」



刀をかざしながらこう言った。


「わかった引き受ける。」


そう告げ刀を構えた。


大阪城城内

城にいる鬼を一掃したことにより残りは秀吉のみとなった。


不安そうな顔をした佳枝が大阪城を見つめながらこう呟いた。


「絶対帰ってきてね。頼綱」



大阪城天守閣



刀と刀がぶつかり合う音が聞こえる。


静まり返った室内は二人だけの戦場とかしていた。



そんな中秀吉は呟いた。


「やるじゃないか?頼綱」



そう秀吉は言い自らの腹を裂いた。


その裂いた腹から見たこともない芋虫のような化け物が次々と出てくる。



芋虫のような化け物はとてつもない早さで頼綱に向かっていく。



そんな中、必死になって芋虫のような化け物を殺していった。




まとめて化け物が襲いかかってきた瞬間にその化け物を斬り裂いた。



「やるじゃないか。ならそろそろ俺も本気でいくか。」


そう言い、芋虫を掴み食い始めた。

続く

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