3話
あの人は今どうしてるのかな?あの人の言うように1人ぽっちになっちゃった
佐藤まさるさん私の憧れそして好きだった先輩だ
彼とは障害者が集まる会社で知り合った彼は視力が悪いだけでふつうに仕事をこなし私や他の1人たちにも優しく時には厳しく接してくれる素敵な人だった
私が仕事何をして良いのかわからないでいると的確な指示をしてくれミスをしたら私をかばってくれる私だけでなくみんなにそういう事をしてくる本当に素敵な人だった
私もいつか佐藤さんみたいな人になりたいと思った
先輩と言っても入社は一月早いだけ歳は私のお父さんより少し若いだけのおじさんだでも佐藤さんみたいになりたいって強く思った
入社したてのころは回りに馴染めないで昼休み1人携帯をいじっているだけだった
そんな時佐藤さんから「今度仕事早く終わる時吉岡さんと3人でコーヒーでも飲みに行こうか?」って誘われた
憧れの人から声をかけられ凄く嬉しかった吉岡さんから後から聞いた話しだと1人寂しそうだから佐藤さんが声をかけてくれたらしい
なんて素敵な1人なんだろうそれからは憧れより好きな人になって行った
何度か3人でご飯など食べに行った時ひょんな話しから下ネタになった吉岡さんはあまり興味なかったみたいだったので話しはすぐに終わったその帰り道佐藤さんと2人になった時私からさっきの下ネタの話しをしてみた
佐藤さんは「そんなにエッチな話し好きなの?興味あるの?僕とエッチしてみる」って笑って言ってきた
私は「してみたい」と答えた
佐藤さんは「冗談だよこれだけ歳離れてたら僕逮捕されちゃうよ」と笑って答えた
でも私は佐藤さんに近づけるチャンスだと思い「それはない私佐藤さんの事好きなんです」と告白し佐藤さんは「凄く嬉しいけど無理かな?趣味も違うし歳が離れ過ぎてるよ逮捕されちゃうよ
ごめんなさい」と言った私は諦められずならエッチだけでもと思い佐藤さんにお願いした佐藤さんはそれでも自分の身体大事にしないとみたいな事を言ったが私はそれでもお願いしてなんとか佐藤さんと体の関係を持った
「会社では内緒だよ」と強く言われたもちろん言うつもりはない
佐藤さんは凄く良い匂いがした加齢臭と言うがそんな嫌な匂いではない憧れ好きな人の良い香りを嗅ぐだけで幸せな気持ちになれた
連絡先も教えてもらい仕事の事や物事の考え方などいろんな事を教えてもらった私には少し難しく理解出来ない話もあったが一生懸命わかるように具体的な例をあげて話してくれた
やはり佐藤さんはすごいな私も少しでも近づけるように頑張ろうと自分なりに努力した
佐藤さんは「僕よりもっと凄い人はいる
それに僕とこんな関係を続けていてはダメだよもっと話や趣味の合う素敵な彼氏見つけた方が良いよ」と言ってきた
私にはとっては佐藤さんの気にしている歳の差とか趣味が合うとか関係無かった佐藤さんが良いのだ
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