2話

たくみとの出会いは友達とのカラオケだったSNSのオフ会で友達の友達って感じだった

月に何度もオフ会をしていた私たちは次第に話しをするようになり

たくみからオフ会のたびに告白された一月に三回も告白されたのは初めてだった

最初は断っていた私にも好きな人って言うより憧れている人がいたからだ

しかし4回目の告白でしぶしぶ受け入れた

最初は大学生って言うのもあり私の障害もあり話しが合うか心配だったが趣味が合うので私が心配する事ではなかった

それに「愛してる

」って挨拶のように言ってくれるのが寂しがり屋の私にはとても幸せに感じた

「愛してる」って言葉に私は弱いのだ

彼とのデートが待ち遠し早くたくみに会いたい彼も早く花に会いたいって言ってくれた

たくみに合うために私は今まで遊んでいた友達とも会わなくなり連絡もしなくなった

たくみいがいの連絡は何か私たちを邪魔しようとしてるとすら思うようになったたくみも同じような事言っていた「みんなうちらがうらやましいから邪魔しようとしてる、花には俺がいるから他の友達とは遊ばないで」って

私はたくみの言った言葉にしたがったなぜならたくみに嫌われたくないからだ

2人の趣味であるコスプレイベントには良く出かけ楽しい思い出ばかりだ2人で何のコスプレをするか2人で話し衣装を買いにデートをしたりお酒を覚えはじめていたので2人で飲みに行き趣味であるアニメの話しで盛り上がったつまみはたくみの大好きなポテトフライと唐揚げこれは必ず頼むセットのようなものだ私たちと同じようにどちらかかけても何か物足りない感じがするので必ず最初にポテトと唐揚げは頼む

たくみはビールが好きで私はカクテル系だったがたくみに合わせるようにビールを飲むように努力した私はたくみに合わせる事によりたくみに嫌われないようにしていたのかもしれない

たくみの優しさに甘え嫌われたくない気持ちが強かったのだろう

私にたくさんのプレゼントをくれ私のわがままを聞いてくれ

たたくみもらったものは大切に今でも持っている大好きなたくみからのプレゼントだからだ

たくみ私に何でもしてくれるし決して怒らない私がハメを外したくみの友達と飲みに行きホテルに泊まっても怒りもしない私を信用しているのかわからないが怒ってもらいたくてなぜ怒らないか聞いたたくみがいうには「花を信用しているし友達も信用しているし

それにもし怒って花に嫌われたくない一番つらいのは花に嫌われる事だから」嬉しかったその気持ちが

やはり今思えばお互い好きってことより嫌われたくないから付き合っていたのかも知れない

あの人の言った通りになってる

やはりあの人はすごいな

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