エピソードTWENTYーNINE

日本に帰ってきて、だいたい1年。私は今、幸せだ。



なぜかって?










「あ!!!あのお姉ちゃん、テレビ出てた!」



「え!?あれってイトナさんじゃない!?」




街中で声をかけられるようになった。



「いつも応援してます!」



「お姉ちゃん、かっこいいし可愛い!」



小さい子も、声をかけてくれる。




「ありがとう」




その一言を言うだけで喜んでもらえる。













「イトナさん、なんで笑ってるんです?何かありました?」











「ううん。幸せだなあって!!!」







私は一歩一歩あるきつづける。






男らしくもあり、女らしくもある。















「香月・・・見ててね」








幸せを探りながら・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

紅月の花園で あまね ライチ @Akira_000

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ