学園の王子様が私に一目惚れしたそうです!

アホ

第1話

私は小さい頃から人の視線に晒されてきた。

誰もが私を可愛いと褒めてくれた。

私はそれでも嬉しかったが本当は私自身を見て欲しかった。

そして身体が大人になっていくに連れ、男子たちは私の女性的な部分とかにギラついた瞳をよこし、私をアホな会話の種して遊んでいた。私は最それがたまらなく嫌で男子の事がすごく嫌いになった。結局学校の皆は私個人として見る人はいなく高校に進学をした。

新しい高校は美男美女が多く芸能人の卵とか会社の令嬢とかが通う事で有名な学校だった。俗に言うお金持ちがいく学校だ。私はなんでそんな高校を選んだかというとそれは単純に客観的に見て私は可愛いからだ。そんな私はそこに行けば私は普通でいられると思い我慢してモデル業をしてお金を貯め、その高校に入学した。

桜が咲く春の入学式に私は母に車で送ってもらい煌びやかな高校の門に足を踏み入れた。

「見て、柚木さんだ」

「本物よ、本物の柚木さんよ、実物で見た方が本当に綺麗ね」

「お近付きになりたいわ」

一部の女子たちが私の事気づいて声を上げていた。私は別にそれに慣れていたためゆっくりと校舎の中に入ろうとすると

「おい、待てよ。お前俺の女にならないか」

私の肩に馴れ馴れしく触れた下品な人は赤髪に耳をピアスをしており、明らかに私の体目当てだというのが明らか簡単に分かった。

私はすぐにその手を払い、下品な男に毒を吐く事にした。

「断るわ、私貴方の様な人、好みではないもの」

私はもちろん誰かを貶した事がないため案外普通の事を言ってしまった。

ここで正直ガツンと言いたかったが私はそんな勇気はなく、穏便に済ませよう考えた。

「おいおい、そんな事言ったら後悔するぜ」

その下品な男は私の腰に手を伸ばそうてしてもう片方の手で後ろのいた下品な男達に指示を出した。

ここでこんな事するなんてアホなのかしら

私はそんな思考が過ったがそれは結局は虚勢に過ぎず私は固まってしまいされるがままにされそうになったが下品な男の手を誰かが掴みそれを阻止した。

「入学式早々君は何をやっているだい」

金髪のハーフ顔をした男性が下品な男の手を掴み下品な男に対して怒りを滲ませた笑みを浮かべていた。

「邪魔すんじゃねぇ、ただの部活の勧誘だ」

「入学式が終わった後に部活の勧誘時間があるのに今するのかい?」

金髪の男は握った腕力を込めて笑みを浮かべた。

「別にいつやろうが関係ねぇーだろ」

その手を振り払い続きを始めようとすると

「はぁ、手荒な真似はしたくはなかったのだが」

すぐさま下品な男の手を再び掴み捻り上げ足を掛けて転ばした。

下品な男はそれに完全にブチギレたようで下品ブラザーズに指示を出した。

「おい、やれ」

もちろんそんな指示に従う勇気ある馬鹿はいなくその場で固まっていた。

私のその時は私一人の場合では躊躇いなく動く癖に誰かが介入した時では動けなくなる下品ブラザーズのことを軽蔑していた。

下品な男はどうしようもない事を悟ったのか自暴自棄になり私に殴りかかってきた。

流石に私は一人だけだったので勝ち目があると踏みさっきの鬱憤を晴らすため思いっきり股間を蹴り上げてやった。

下品な男はその痛みの衝撃に顔を白くさせ、倒れ込んだ。

金髪の男性は私の行動を見て目を見開き驚きの症状を浮かべた。

私は下品な男に無様な姿に少しだけスッキリとしたため私を助けてくれた金髪の男性にお礼を言い立ち去ろうした瞬間私の手を掴み

「私と付き合ってはくれないか!」

と馬鹿な事を言ってきた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

学園の王子様が私に一目惚れしたそうです! アホ @lnceptor

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ