『木の人』による異世界の歩き方

閑話３３ 掲示板その２７

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　【異世界ライフ】ついに始まった異世界生活【エンジョイ】　No.31

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３２１：豪農

なあなあ。特級農家の人。ちょっと質問があるんだが。

全体にも関わるだろうからここで質問しても大丈夫だと思う。

３２２：上級剣士

待て待て。質問の前にその職業、気になるぞ？

３２３：豪農

おお。こうなったのか。

ちなみに元剣士な。

３２４：上級魔法使い

元剣士から豪農ね。

本気で適職だったということかしら。

３２５：豪農

俺の場合、元剣士の経験があったからか自分である程度戦えるからなあ。

諸先輩方と比べて、畑が魔物に潰されることが圧倒的に少ないから一気に扱える土地の量が増えた。

あとは木の人さん、種感謝です。

３２６：上級剣士

なるほどな。なんとなく流れはわかった。

意外なところで過去の経験が生きたな。いや、意外じゃないのか。

３２７：豪農

だな。

こうなるのを見越して運営が農家なんて職を選んだとさえ思っている。

３２８：上級魔法使い

なるほどねー。

豪農ってことは特殊職っぽいけど、やっぱり解放者？

３２９：豪農

うんにゃ。メッセージは全くなし。

というか、こっちの認識は畑を広げて人を多く使うようにしていっただけで、職が変わったという意識もなかったぞ。

３３０：剣闘士

いつの間にか勝手に変わっていたパターンか。

３３１：豪農

だな。

３３２：特級農家（精霊）

――おーい。そろそろ混ざってもいいのか？

質問はなんだ？

３３３：豪農

すまんな。意外なところで話が盛り上がってしまった。

３３４：特級農家（精霊）

それはいつものことだからいいんだが、問題は質問だな。

もしかすると畑を広げても解放者にならないとかいうことかな？

３３５：豪農

ピンポーン。

今までの話の流れでわかったか。

どのくらいの広さにまですればいいのかなと。

３３６：特級農家（精霊）

結論からいえば、私の畑はそこまで広くはないぞ？

こっちの基準にはなるが、せいぜい中規模程度だ。

３３７：上級魔法使い

え？　ということは、どういうこと？

確かに私たちにも関わりそうね。

３３８：豪農

だよな。元の質問の意図からはずれていたが、結果オーライだな。

３３９：上級商人

やみくもに畑を広げても解放者にならないというのは、商売を広げるだけでは意味がない……

なるほど。確かに私たちにも関係ありそうですね。

３４０：特級農家（精霊）

確かに気になるだろうな。

ただなあ……はっきりとした答えを言おうとすると規制に引っかかるんだなぁ、これが。

一応、私の職業名がヒントになっているということだけ言っておこう。

といっても、今までのと変わらないわけだが。

３４１：豪農

職業か。確かに農家とは縁のなさそうな名前があるが……。

規制に引っかかるんだったら仕方ないか。

色々と考えてみる。

３４２：剣闘士

規制はなあ……どうしようもない。

３４３：上級魔法使い

でもこれだけ各方面から情報が集まってくると何となく見えてくるものもあるけれどね。

３４４：上級剣士

だな。

３４５：上級狩人

……全く分からないんだが？

３４６：魔導士

正直なところ知っている側からすればかなり確信に近づいているような気もするが、所詮は知っているから言えることか。

３４７：精霊鍛冶師

だな。とりあえず解放者を目指すも目指さないのも好きにすればいいんじゃないか？

なってみた感じ、できることは増えたが特別な話が進むというわけでもなし。（既出）

３４８：上級弓使い

わざわざ（既出）をつける意味は。

確かに既に出ている話ではあるが。

（この後は、いつものように雑談に戻り）

【作って】マナに関係する話を存分にしよう【みたよ】　No.5

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６７：龍の人

皆、待たせたな。

いよいよ次の段階で広場が作れそうだ。

……なんだが、作る前に一つ相談事があってな。

６８：精霊鍛冶師

お。ついに来たか。

んで、相談とはなんだ？

６９：龍の人

今までダンジョンを作ってきた感覚からして、恐らくただの広い空間ができるだけだと思うんだ。

だとすると建物なんかを作るのにも時間がかかるわけだが、場所取りとかどうしようかとおもってな。

最初から一応の位置を決めておいたほうがいいだろう？

７０：精霊商人

なるほど。その相談でしたか。

確かにいい場所は取り合いになりそうではありますが……あまり気にしても仕方ないのでは？

決めるとすれば、一定の広さでどれくらいの料金（魔力）を払うかとかくらいでしょうか。

場所については、早い者勝ちでしょうから。

７１：龍の人

早い者勝ちはそうなるだろうが、誰が仕切るのかという問題があるぞ？

ずっと入り浸りになるプレイヤーもいないだろう？

７２：アマゾネス

今のところあっちの世界に軸をおいているからな。

確かに広場に常駐しろとは言えないな。

７３：精霊商人

いっそのこと、運営の誰かがいてくれたほうがいいんでしょうが……。

無理でしょうかね。運営さん？

７４：上司

面白そう。採用！

７５：案内人

あっ！　……勝手に決めてしまわないでください。

人員の調整とかもあるのですから。

それに、他のサーバー管理人にも話さないと……。

７６：精霊鍛冶師

……なんだろう。

案内人さんが来てくれたのはいいが、そこはかとなくブラック臭がするんだが……。

７７：魔女

ブラックというか、苦労人というほうがピッタリな気がするわ。

７８：魔導士

まあ、なんだ。

何となく寒気がするような気がしてきたからここらでやめておこうか。

それで、運営さんからの常駐は期待してもいいのかな？

そうなってくれるとこっちは楽でいいんだが。

７９：案内人

……仕方ありません。

こうなってしまっては梃子でも変わりませんので、どうにか都合をつけます。

ただ建物なんかはそちらで用意してください。

ダンジョンマスターなら時間をかけずに出来ます。

８０：龍の人

なるほど。ダンジョンマスターの能力を使って作れるというわけか。

それなら話は簡単だが、そうなると問題が一つ出てくるな。

運営が常駐する建物を作るにはやっぱり魔力を使うことになるわけだが、ちゃんと募集したほうがいいだろう？

前回の反省も込めてな。

８１：魔導士

龍の人のブートキャンプの時は、投資できなかったプレイヤーの嘆きが多かったからな。

８２：精霊商人

ちなみに必要量はどれくらいでしょうか？

一口いくらかで決めて一人の制限を付けるとすれば、調整はいくらでも出来ると思いますが？

８３：龍の人

やっぱりそれが一番いいか。

ちなみに建物自体は、俺への投資ほどはかからないぞ。

基準は……一般的な一軒家くらいで、木の人が普段売っている属性魔石（大）くらいか。

８４：アマゾネス

納得できる金額ではあるが……やはり木の人の資本力は凄すぎるな。

８５：精霊商人

そこはもうそういうものだと納得しましょう。

それよりもその程度でしたら、それこそ小さめの魔石を基準にして一人最大三口くらいまでとしたらどうでしょう？

８６：精霊鍛冶師

それでいいんじゃないか？

問題があるとすれば、それこそ一気に埋まってしまいそうなことだが。

というか、ここにいる面々だけで一軒は簡単に建ってしまうだろう？

８７：精霊商人

でしょうね。ですので、初回分は複数建ててしまいましょう。

ついでに建てた建物をプレイヤーに売って、儲け分を中央に立てる建物の資金とすればいいかと。

８８：龍の人

ふむ。なるほど、それでいいか。

他の人は他に意見はあるか？

８９：アマゾネス

ないな。

９０：精霊巫女

私もありません。

（以下、反対意見は出ずに方向性が決定する）

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