閑話26 掲示板その21

本日(2021/3/25)投稿2話目(2/2)

※20時に一話目を更新しているのでご注意ください。


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【作って】マナに関係する話を存分にしよう【みたよ】 No.1

 

・(条件)解放者のための掲示板

・通常の掲示板で話せないことを存分に話そう。

・こっちの方が運営介入が多いかも?


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(前話より続き)



91:龍の人


おいおいおいおい。

まじか……。



92:龍の人


……って、誰かおらんか?

結構重要そうなこと(もの?)を見つけたんだが。



93:精霊鍛冶師


こっちは中々見る機会が少ないからな。

反応が遅いのは我慢してくれ。



94:龍の人


いや、すまん。

俺もついつい話したい衝動に駆られて焦ってしまった。


それで言いたいことなんだが、俺がダンジョンマスターになったのはあっちで話した通り。

ダンジョンがマナを吸収して魔力として世界に固定しているのも既に分かっていると思う。



95:精霊鍛冶師


まあ、メッセージで流れてくる情報だからな。



96:龍の人


んでだ。

ダンジョンマスターはマナを使ってダンジョンを作るわけだが、当然新しい空間を生み出して作っていることになる。



97:魔導士


そうだろうな。

それで、何が言いたい?



98:龍の人


いやだから、新しい空間を作るってことは別の次元というか世界として物理的に離れた場所に作るわけだ。

簡単にいえば、別世界を作ってそこに道をつなげているわけ。



99:精霊鍛冶師


理屈でいえばそうなるな。

……待てよ? 別世界への道?



100:龍の人


おうよ。

てことはだ。新しく作った空間から別の世界につなぐ道を作れるんじゃないかってな。



101:精霊巫女


別世界の道ということは、まさか私たちの過ごしている世界につなげられる?



102:龍の人


そこはよくわからんが、もしかするともしかしてと思ってな。



103:魔導士


待て待て。落ち着け。

ダンジョンマスターが別世界への道をつなげられるのであれば、それこそ今見つかっているダンジョンが繋がっていてもおかしくはないんだぞ?

そんな話、聞いたことがあるのか?



104:アマゾネス


言われてみれば確かに。

そんな話は聞いたことがないな。



105:龍の人


と、思うだろ? 俺もそう思っていた。

……ダンジョン管理をするまでは。


はっきりいってしまえば、以前から皆が望んでいたプレイヤー同士が会うための空間、作れそうだ。

もしかするとプレイヤーにとっては、こっちがダンジョンマスターのメインの力なのかもな。



106:魔道士


おいおいおい! まじか!

それは大ニュースじゃないか。

あっちにも報告……しないってことは理由があるのか。



107:龍の人


まさしくその通り。

俺のダンジョンマスターとしてのレベルが足りない!

(ダンジョンマスターにレベル表示はないが)



108:魔道士


はい解散。

ここまで引っ張ってそういう落ちかよ。



109:龍の人


待て待て。慌てなさんなって。

それだけで終わるのであれば、わざわざこのタイミングで話していない。


そもそもダンジョンマスターの能力は、吸収したマナの量によって高くなる。

ということは、たくさんマナさえ吸収出来れば能力が上がってくということになる。



110:精霊鍛冶師


マナの吸収……ということは、大量の精霊石もしくは魔石があれば上がりやすくなるってことか?



111:龍の人


ビンゴ!

その辺りは魔物の進化と同じだな。

……なんだが、ダンジョンに来る生物を待っていたらいつになるか分からん。

先に言っておくが、ダンジョン自身が生み出した魔物(の魔石)では意味がないからな。



112:木の人


ダンジョンは世界樹と同じように周囲からマナを吸収していると思い込んでいたのですが、違うのですね。



113:龍の人


お。木の人じゃん。

いや。そこはメッセージ通りで合っているぞ。

ただ自身の強化には使えない……というか強化しないとマナの吸収量が増えないというべきか。



114:精霊鍛冶師



なるほどな。何となく言いたいことがわかった。

だが、龍の人に魔石を渡すとしてもどうする?

ショップやオークションを使うにしても、最低額は決まっているから必要以上に下げることはできないぞ?

それだけの金を持っているのか?



115:龍の人


全くないな。

魔物を倒して手に入れた魔石なんかは、強化かアイテム購入に使っちまった。



116:魔道士


普通はそうなるだろうな。



117:木の人


うーん。時間がかかりますか。

……いっそのこと投資とかできるようになればいいのですが。



118:精霊鍛冶師


龍の人の将来に投資ってか。

それがありなら俺もいくらか投げたいが、いかんせんそんな便利なものはないな。



119:龍の人


だよなー。がっかり。

仕方ない。地道に溜めていくか。



120:案内人


ふむ。それは面白いですね。

投資というのは考えていませんでした。

マナに触れたプレイヤー限定での投資なら……できなくはない……かもしれませんね。

ちょっと上司に図ってみます。

面白そうなことなので、乗ってくるとは思いますが。



121:上司


面白そう。採用!



121:魔導士


まさかの案内人さんの登場!

中の人が例のあの人かは不明だけれど、まあそんなことはどうでもいいか。

とにかく道が開けそうでなにより!



122:精霊鍛冶師


流石に今からシステムを作るとなると時間がかかるか。

だが今までの何もない状態よりは一歩進んだか。




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これにて第12章も終わりになります。

ようやくプレイヤー同士の直接の交流が進む…………かも?

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