色々なシチュエーションでの瑞々しい青春を感じさせる恋の物語が詰まっています。読んでいると何だか初々しい気分になって初恋や昔の恋愛を思い起こすような気分になれます。好きな人と一緒にいられるだけで楽しかったあの頃に戻ったような甘酸っぱい心地になりました。ありがとうございました!
恋愛小説を読みたい方にお勧めです。必ずどれか好みのお話があるかと思います。久しぶりにキュンキュンしてしまいました。
それぞれ違う登場人物が織りなす青春の日々。短歌や十年前の手紙、花言葉など、物語によって軸になる小道具が爽やかなだけでなく、どこか切なく瑞々しい青春を彩ります。さらりと読めるのに、季節感もしっかりとしていて、いつか見たことがあるような光景が思い浮かぶよう。ぜひ、お好みの青春を探してみてはいかがでしょう?
どことなく切なさが漂っている、そんな短編集です。読んでいくうちに心がきゅーっとなっていくのにそれがなぜか心地よくて。恋愛ってこういうものだよね!ほんと、いい。こんな恋愛したかったぁ!!
毎日のように帰り道でクイズを出している小春だが、秋斗は不正解を言ったことがない。そして最後に出されたクイズは秋斗にとっては難しいもので……。表現力に富んだ作品で面白かったです。題名もこの作品にぴったりなものだと思いました。