間に合え

気が付くと俺は廊下を全速力で走っていた息が苦しい足がもつれそうだ・・・・階段をかけ上がり、途中何度も転びそうになりながらも俺は学会室の前についた。


学会室の扉を勢いよく開けると中にいたトモハルとアカネは驚いて目を点にしてこちらを見ていた。


「ケント!?どうしたんだい?息を切らして?」


俺は呼吸を整えてから口を開いた。

「トモハル!アカネ!モニタールームに急ぐぞ。」

そう言いながら俺はモニタールームに急ぐ


「どういう事よ?ケント。ちゃんと説明を……」

「そんなの後だ!早く!」

そう言うと俺とトモハルとアカネはモニタールームに向かう

「時間は……ついさっき場所は・・・生徒会室前!」

俺はモニターを目を皿にして見つめた、そこにはガサ入れが終わって出てくる俺達の姿があった。




その少し後に生徒会のメンバー全員が同じ方向に向かって歩いていく、確かその方向にあるのは………調理室!!


「よし、今すぐ調理室に急ぐぞ!」

そう言うと俺はモニタールームを飛び出し調理室に向かって走り始める。


何度も転びそうに(実際は何度か転んだが…)なりながら、なんとか調理室につくと俺は扉を壊れそうな勢いで開け、部屋に入るなり

「待ってください!」

大きな声で叫んでいた



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る