ヒント

「実は今ね、おれはある爆弾事件を担当してるんだ!」

「え…?」

突拍子もないことを言われ俺は変な声を出す


「あそこの大きな橋あるでしょ?」

刑事は町にかかる大きな橋を指さす

「あそこ今封鎖してるんだろ?表向きには交通事故っていってるけどね。あの橋で爆破予告があったんだ!それで封鎖してるんだよ!」


機密情報をベラベラしゃべるなこの人・・・・刑事をやってて本当に大丈夫なんだろうか?


「ただ、未だに爆弾が見つかって無いんだ。かれこれもう2時間は探してるんだけどね・・・・もしかしてまだ仕掛けて無いなんて事……ある訳無いか!ハッハッハッ!」


「!!」

全身に衝撃が走る。

「そうか・・・そうだったのか。」

「どうかしたのかい?」

刑事が不思議そうに俺の顔を見る


「ありがとうございます!おかげでどうにかなりそうです!!」

「そっ、そうか!よくわからんがそれはよかった!ハッハッハッ!」


「ありがとうございます。そういえば名前は?」

まさし新水にいみず まさしだ!」


「ありがとうございました。誠さん。」

誠さんに手を振り俺は校舎に向かって走った。

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