応援コメント

第42話 10万字」への応援コメント

  •  WEBで小説を書いていると「文庫本一冊は約10万字」という話をよく耳にします。以前に自分の方のエッセイでも記したのですが、カクヨムにしろ私が使っている他の小説投稿サイトにしろ、検索機能で「長編」は「8万文字以上」に設定されていますね。「8万文字」は10万文字より少し短いですが「10万文字前後」には含まれるでしょうし、だから私も、ますます「文庫本一冊は約10万字」だと信じていました。
     ところが、ある時、Twitterで「ラノベじゃなくて〇〇文庫の一冊って何文字くらい?」という話になったのですよ。その際、WEBで「昔の古い小説の文字数を掲載している」というサイトを見つけたので、その『〇〇文庫』ではないですが、手元にあった角川文庫の小説の文字数とか、10代の頃に読んだ古典文学の長編小説とか、いくつか調べてみました。すると、だいたい16万文字から18万文字くらい。だから10万文字では、かなり薄い文庫本になってしまいます。
     この時、私はようやく「文庫本一冊は約10万字、というのは、あくまでもラノベの話でしかない」と気づいたのでした。
     一般的な大人向けの文庫本と違って、ラノベには挿絵がありますからね。とはいえ、挿絵だけでそれほどページ数が違うとも思えないので、ページあたりの文字数も違うのではないか、と勝手に想像しています。

     長々と書いてしまいましたが、結局「どうして10万字が区切りなんですかね?」に対する私の答えは「ラノベを想定しているから」。そのコンテストが、どのような出版形態を想定しているか、ということです。
     私自身は応募していなくてもカクヨムにおける告知を見た限り、児童文学のコンテストだと、10万字よりも少し規定の下限文字数が少ない場合もあるようです。おそらく児童書では文字の大きさがさらに違っていて、ラノベよりも一冊の文字数が少なくなるのでしょう。
     逆に、他サイトの話ですが「ステキブンゲイ大賞」というコンテストでは、応募規定に書かれている文字数が「20万文字以内」となっており、かなり長めです。コンテストの名称からして「ラノベじゃなくて文芸作品だよ!」という感じですが、求められているものが一般文芸になると、(上述のように)一冊に印刷できる文字数もラノベより多くなりますから、それくらいの「長編」を意識したコンテストになるのでしょう。

     長月そら葉様は、このエッセイのキーワード欄に「目指せ書籍化」と書いておられますよね。本気で書籍化を目指すのであれば、ラノベとして出版されるのか、大人向けの一般文庫になるのか、日頃の執筆の段階からそういうのを内容だけでなく文字数に関しても意識してはいかがでしょうか。

    作者からの返信

    烏川 ハルさま
    いつも勉強になります。ありがとうございますm(__)m

     確かに、児童文学だと文字も大きければ1ページの文字数も少ないですね。
     わたしは小学生の頃青い鳥文庫が好きでしたが、それも今読んでいる文庫本に比べると明らかに文字が大きく、更に平仮名が多い。漢字を平仮名に変換するだけでも文字数は増えますが、まだ難しい文字を読めなかったり長い文章を読むのが辛いであろう児童年代の子にはそれが丁度いいのだと思います。
     実は10万字を一区切りとすることについて、文庫本サイズでは文字数として少ないのではないかな? とは以前から思っていました。
     成程。「ラノベを想定している」からその分量だということですね。納得です。確かにイラストや空白を多用するラノベにおいて、文芸系よりは文字数は必要ないのでしょう。多すぎても読者が買ってくれません。
     そのコンテストが何を探しているのか、どんな媒体を想定して作品を選んでいるのかは、応募するこちら側もきちんと見定める必要がありそうです。
     わたしが現在カクヨムコンに応募している2作は、どちらもライトノベル向きだと思っています。どちらかといえば。
     だとすれば10万字でもいいのでしょうが、より厚い本を目指して短くても17万字か20万字くらいを目指そうと思いました。『銀の華~自警団と異界の娘~』は既に超えていますが、『天恵の酒~神話世界の旅路の果てに~』は10万字を超えたところですから、20万字くらいで落ち着くと丁度いいでしょうね。
     公募に応募する時くらいしか文字数を気にしたことはありませんでしたが、「書籍化」を狙う身である以上、日頃からこの文字数は超える、という境界線を意識しておきます。
     貴重なアドバイス、いつも有難く思っておりますm(__)m

  • お体大事にしてくださいね。

    10万字は、文庫本に換算すると一冊くらいになるので、それに合わせているらしいですよ。

    私は一作品書き終えたあとに、もう一作品を投稿するという無茶をしています(笑)。頑張ります。

    作者からの返信

    夕日ゆうやさま
    コメントありがとうございます。

    ありがとうございます。ゆっくりさせてもらっています。

    なるほど。やはり一冊分なのですね。

    二作目ですか! 凄いです。無茶し過ぎないよう、頑張ってくださいね。

  • お体、大丈夫ですか。

    私も年明けに少し体調を崩しておりました。
    今は大丈夫ですが。

    がんばりましょうね

    作者からの返信

    アメリッシュさま
    コメントありがとうございます。

    大丈夫になってきましたよ。ありがとうございます。

    年明け、体調が変化しやすい時期なのかもしれませんね。
    アメリッシュさまも頑張っておられますから、神さまが休めと言ったのかもしれません。わたしもですけど、体大事にしましょう ^^) _旦~~