第1話
カランコロン♪
ドアが開くと同時に耳障りの良いベルが鳴る
このお店にお客さんが来た時に知らせる為の大切な音
さてさて今回はどんなお客様かなぁ?
「いらっしゃいませ〜」
「いらっしゃい」「ワン」
「あ…あの…」
「まずはこちらにお掛けになって紅茶などお召し上がりながらお話をしましょう」
「あ…っはい…ありがとうございます」
いらっしゃいませこんにちは
私はトアと言います
よろしくお願いします
ちょうどお客様がいらしたのであなたも一緒にお話を聞いていかれませんか?
でしたらこちらにお掛けください紅茶もどうぞ
では…
まずこのお店について簡単にお話致します
オーナーのチエばぁ、私トア、番犬のマミクの二人と一匹のお店です
依頼を受けてものを作るのはチエばぁと私
マミクは大切な役割を担っている存在です
詳しい説明は特に要らないよね?
いるのですねぇ…
今回だけですよ…
ここは『遺品から物を作る』お店…
お客様の大切な方の遺品(服、靴、鞄など)
具体的にはその人の思いがこもっている物ならOK
ただし1つの遺品=1人なので、同じ人の遺品でも一人一人遺品は別々と言うことです
つまりオールインワン!!ですね
何になるかはチエばぁしかわからないのでできてからのお楽しみです
依頼を受けて早くて3日遅くて
以前庭木から服を作る事があったが流石に半年費やした
……あれは……辛かった……
ごめんなさい…
話がそれました…
そんな感じで一つのものに凄く時間がかかるので基本依頼を受けているときは他の依頼を受けないです
だって依頼人にも遺品(亡くなった人)にも失礼だから…ね
まあ依頼を受けているときはチエばぁの魔法?何ですかね?でお店の存在を隠しています
そこにあるのにまるで無いかのような感じ?
よくわからないですが…
になっているので他のお客様はお店に来れないです
なのですぐに見つけれた貴方は幸運ですね!
「さて説明はこんな感じです。
本日店に入れたということはお客様も何か以来の遺品をお持ちですね?では依頼を受けましょう
まずは遺品を見せて頂きたいのとお話しを聞かせてください」
「はい」
「チエばぁ、マミク仕事ですよ〜!」
.
チエばぁの力の事について
鑑定の力はその力があるものが亡くなるときに跡を継ぐ人に引き継がれる形で本当はトアの母親が継ぐはずだったけど数年前になくなり孫のトアに受け継ぐ予定である
あなたの為のお品です。大切にして下さい。 みくんとく @minto0516
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。