あなたの為のお品です。大切にして下さい。

みくんとく

始まり

この村にある小さな小さな少し不思議なお店がある


お店はそれはそれは見つけるのが大変

それなのに何故か訪れるお客さんは絶えない

この村に来る人はこのお店に用事があるので探しているがなかなか見付けられずに帰っていくが日を置かずにまた探しに来るが見つからない


小さな小さなそのお店はおばあさんと孫娘と番犬でお店を切り盛りしている

そんなお店から出てくる人は嬉しそうな人、照れてる人、中には泣きそうな人、怒っている人もいる

ただ一言言えるのは店に入るときよりも皆顔の表情があるという事


あぁ

店の事を言い忘れていた

この店は『遺品から物を作る店』

店のオーナーチエ(祖母)と手伝いトア(孫)番犬マミク

この店から始まる少し切なくでもほっこりするお話が今ここから始まる?!

ほっこりはしないかなぁ…

ただ暖かくはなること間違いない


私も以前お世話になったことがあるのだが今では私の宝物になっている

その時ここがあって良かったと思った

チエばぁは優しくて孫娘のトアも人見知りだが悪い感じはしない

ただマミクは…





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