オススメレビュー:愛瀬まみ『おっぱいストロンガーinパラダイス』

 この伝説的AVが構成的に優れているのは間違いない。

 げに美しきは、今なおAV界に圧倒的支持を得て君臨する、まさにAVクイーン●川恵那である事は周知の事実ではあるが、その伝説の初々しいAVをあなたのお手元に置けるチャンスだ。内容を紹介しよう。


 冒頭のインタビューからして、愛瀬まみは高校の制服で受けている。これはヤラセでも何でもなく、当時遊び半分でブルセラショップに「売り」に来ていた愛瀬に販売員兼AVスカウトを掛け持ちしていたヒゲタ【神指】コオロギが目を付け、もう少しお金稼ぎしない?、などと甘言を囁き、札束で目を眩ませた隙に回したフィルムであるとの事である。愛瀬と共に来店していた友人は危険を察知し、先に帰った。何しろ愛瀬の無防備かつ、頭の悪そうな受け答えがリアル過ぎて、それだけでも●川恵那ファンとしては昇天ものの可愛さだ。未だ穢れを知らない天使、数年後には平然とありとあらゆるテクニックを駆使して小生達を楽しませるクイーンに生まれ変わるとは、とても信じられない可憐さだ。伝説の竿師ヒゲタ【神指】コオロギの先見の明が光る。早逝した事が悔やまれる。


 小生的にインタビューは大好物であるが、とりわけ注視すべき点はインタビューのやり取りの末、据え置きカメラの画角脇からインタビュアーであるヒゲタコオロギがブリーフ一丁でソファの愛瀬横に座った瞬間、愛瀬の目が股間とヒゲタコオロギの顔を数回往復するところである。愛瀬はその瞬間、ふっくらとした頬を赤らめ、実に舌舐めずりせんと欲するようなメス顔と変貌するのである。ご存知の通り、愛瀬こと●川恵那はナイスバディの愛欲淫乱株式会社のような見た目であるが、極めて高度なロリフェイスであり、そのギャップにやられてしまうファン諸氏にはたまらない瞬間であろうと思う。まさに『クイーン誕生』そのものをフィルムに焼き付けた稀有なAVなのだ。ヒゲタコオロギの圧倒的肉団子に対して、愛瀬はもはや絶体絶命、乱暴に扱えば折れそうな線の細い女子高校生であるにも関わらず、その目は瞬時にして男を昇天させる事しか頭にない女として変貌するのだ。


 小汚い肉団子のコオロギのキスに応える清楚可憐ビューティー天使の愛瀬。真っ白な雪を蹂躙するかのような圧倒的オス感にビンビン来てしまう。上を向く愛瀬の喉から顎にかけてのラインは制服を着たままであり、実に繊細な美しさだ。肉団子コオロギの無遠慮な侵入に愛瀬の想定ジュン度はマックスであろう。可愛らしいブラをずらしてこちらに挨拶するニップルはもちろんイノセント・ピンク。小汚いコオロギがむしゃぶると遂に聞こえる天上の奏、うっすらと開いた唇の間から漏れ出る声はまさにアンサンブル、アルペッジオか。コオロギが真っ白なお腹を通過し禁断の花園へ突入した時には既にアルティメット。白いおパンツの脇から突っ込んだコオロギの芋虫みたいな指は確かにその湯気立つようなとろみを纏っていたのであります。その頃にはもう愛瀬はもう辛抱たまらないといった感。何という愛欲増幅マッシーン。産まれながらにしてのエロス。ここからの反撃がまたスゴい。コオロギの超絶噴射はまさに歴史の証明、かわいいロリータフェイスを汚す一世一代、生命の飛沫を一生消えないデータとしてあなたの手元にお届けします。見逃すな!


 プレイ内容

 インタビュー→手マン→潮→フェラ→挿入→顔射→スク水→素股→尻出し

【59分】擬似説有


 ◆


「なかなか良い」


 佐田がノートパソコンに打ち込んだ拓の文章を端的に評した。


「俺の言ったミニ知識もふんだんに盛り込まれてる。ややその、愛瀬まみを綺麗に書き過ぎなところはあるが……まぁ多少盛った方が客もつい注文するだろう」


「愛瀬まみはとても綺麗だ」


 拓はモニター上で喘ぐ愛瀬まみを見ながら言った。


「そうかい」


 佐田が自分のボサボサの髪をワシワシと撫でくり回しながら言った。


「まぁ好みは色々あるからな」


「これ」


 愛瀬まみの顔に白濁が掛かる瞬間を一時停止して、拓が聞いた。


「モザイクが掛かってるから分からないけど、これ何?」


 佐田はノートパソコンからちらっと目を離し、モニター画面を見た。


「これ何って顔射だろ、顔射。自分でもさっき書いてたろ」


「顔射って何」


「顔射ってお前、そりゃぁ……」


 ノートパソコンに視線を戻し、それから拓の顔を二度見した。


「え、お前もしかして、このモザイクの下のアレも、白い液体も、分からないっていうのか?」


 拓は頷いた。


「嘘だろ、え?」


 佐田は混乱し、自分の髪を自分でくしゃくしゃにした。


「お前、出した事、ない?」


 コクリ、と拓は頷いた。


「硬く、なった事、ない?」


 コクリ、と拓は頷いた。


「マジかよ」


 佐田は簡易机の上に突っ伏した。拓は意味も分からず、佐田の様子を見ている。


「拓、俺はお前に言いたい事がある」


 伏せたまま指を指して佐田が改まって言った。


「お前は人生の九割以上を損してる」


 拓には意味がよく分からない。


「お前の紹介文でこのDVDが爆売れしたら、俺はお前をあるところに連れて行かなければならない」


 ニヤリ、と悪い顔をあげて佐田が言った。


「とにもかくにも、経験が大切だ。昔の哲学者もそう言っていた気がする」


 ◆


 もちろん、DVDは爆売れした。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る