第3話 ✨💏✨✨

 この日から僕とラブリとの新婚生活が始まった。



 可愛らしい美少女と一緒だとたのしくて仕方がない。



 だが僕は今まで女の子と付き合ったことがなかった。



 何しろ奥手だ。美少女といると緊張して何も話せなくなってしまう。



 もちろん合体の経験もなければ、キスさえした事がない。




「フフ……✨ ダーリン❓

 どうしたの。こんなに硬くなって」

 ラブリは甘えて抱きついてくる。



「いや、ラブリさんみたいな美少女と、こんな風に近くにいると緊張するから」

 ガチガチだ。



「ダメよ。ラブリッて、呼び捨てにして」

「え、はァ~…😳💦💦 ラブリ……」

 呼び捨てか。



「ほら、大丈夫よ。

 もっとリラックスしてェ……✨👄✨💕」

 真っ赤な唇が僕の顔に寄せられ、甘い吐息が頬を撫でていった。



「いやァ~…😳💦💦💦」今にもキス寸前だ。

 余計、ドキドキして緊張感がぬぐえない。



「ダーリン❓ 初めてなの……✨👄✨💕」

「え、いや…… あのォ~……」


「じゃ、ラブリが『学校じゃ教えられない エッチな個人レッスン』をして上げるわ」


「いやいや……」エッチなレッスンッて……



「ン……✨👄✨✨」ラブリが目を閉じた。

 キスのサインだ。



 かすかに全身が震えた。

「ン……😚✨✨」

 ゆっくりと唇を重ねていく。



「ゥ…ン……✨💏✨✨」

 僕は生まれて初めての口づけをした。









  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る