第2話 ラブリとの新居よ✨😆🎶✨

 僕たちは、リビングへ場所を移した。



 ソファに腰掛け、隣りにはラブリがベッタリとくっついて座っていた。



「……😳💦💦」甘いピーチのような匂いに胸がときめく。


 ラブリの柔らかなオッパイが僕の二の腕に押しつけられた。




 正面には白鳥ウララが得意の営業スマイルを浮かべ、カバンから契約書を取り出した。



「どうです。お客様❗ ラブリが気に入ってもらえたら、こちらにサインを✨😌🎶✨」

 契約書を提示した。



「いやいや、気に入ってッて…😳💦💦

 何を言ってんですか」

 


「こちら家具も付いております。

 宜しかったらお使い下さい」

 テレビも大画面だ。



「いやいや、あのですねぇ……😳💦💦💦」


「よかったわねェ…… ダーリン🎶✨ 

 ラブリとの新居よ✨😆🎶✨」

 


「いや、何を言ってんですか」



「取り敢えず、契約だけなさってから、後の事は考えましょう😆🎶✨」

 ウララは、まるで悪魔のような強引な勧誘だ。



「ちょッ、ちょっと待って下さいッて❗❗

 こんなワケの解らない奥様が付いてる部屋なんて嫌ですよォ~……❗❗」 



「まァ~、酷いわ。ダーリンッたら」

 すぐにラブリは泣く仕草をした。


「ま、お客様。奥様を泣かして、どうなさるつもりですか」

 


「いやいや、奥様ッて」

 僕だって困ってしまう。



「ダーリンは、さんざんもてあそんだ挙げ句、ラブリを捨てる気なのね」



「いやいや、さんざんッてェ。

 そんなムチャクチャな……」



「若くてピチピチしたラブリの身体を心行くまで遊んで、きたら使い捨てのティッシュのように、ゴミ箱へポイッと捨てる気ねぇ❗❗」



「いやいや、厭きたらッて今、会ったばかりですよねェ……」


「知らないわ。ダーリンの……

 薄情モノ❗❗」


「いや泣かないで下さいよ」


「もう、お客様❗ ラブリを泣かした罰です❗❗ ちゃんと契約して下さい❗❗」



「えェ……😲💦💦 そんなァ」

 だが、仕方がないだろう。

 泣く子と地頭には勝てない。



 なかば、強制的に僕は契約させられた。








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