学校では教えられないエッチな個人レッスン✨👄✨💕✨✨冷暖房完備✨風呂、トイレ、若奥様つき✨👄✨💕ワケ有り物件😆🎶✨ご飯にします❓お風呂にします❓それともさっそく合体します✨😆🎶✨

オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白

第1話 一発、深夜の濃厚接触しちゃうゥ……😆🎶✨

 美浦市美浦駅を降りると初夏の日差しが眩しい。



 久しぶりに帰る故郷は感慨深い。

 



 都心から二時間あまり、海と山に囲まれた風光明媚な田舎町だ。

 懐かしい匂いがする。汐の香りだ。




 僕の名前は、保志ほしヒカル。



 大学を卒業後、就職した会社が新型感染症のため経営難から倒産し地元の美浦市へ戻ることにした。


 だが、すでに両親は他界し実家も取り壊されていたので、引っ越す先を探すことになった。



 知人から紹介された駅からすぐそばの『白鳥不動産』へ入った。




 自動ドアが開くと『ピンポォーン』と明るい音色が店内に響く。



「どうも、予約した保志です」

 見回すと、奥から美女が現れた。



「あ❗❗ お客様ですか……

 し、白鳥ウララです……😲💦💦」

 彼女は僕の顔を見て驚いた様子だ。



 大きな瞳がひと際、大きく見開かれた。



「ど、どうも……😅」

 友達に言わせると『残念なイケメン』で、女子がキャーキャー騒ぐほどの美男子ではない。

 


 美人社長だとは聞いていたが、思っていた以上の美貌だ。



 しかもセクシークイーン真っ青の巨乳だ。


 胸元が開いているため、妖しいくらい白いオッパイの谷間が覗いて見える。



 見てはいけないとわかっていても彼女の胸元に釘付けだ。

 


「ゴックン……😳💦💦」思わず生唾を飲み込んだ。



 僕は美女が相手だと緊張してしまう。



 もちろん、生まれて二十二年間、付き合った彼女はいない。



 当然だが、童貞DTボーイだ。

  



「どうぞ、こちらへ……✨😌✨✨」

 白鳥ウララは笑顔で僕を別室のゲストルームへ招いた。



 背後から見てもうっとりするほどのプロポーションだ。


 プリンとした桃尻から視線が外せない。



 近くに寄ると香水だろうか。目の眩むような甘美で蠱惑こわく的な匂いが僕の鼻孔をくすぐった。




 ソファへ腰掛けると彼女はタブレットを操作し僕に提示した。



「実は、お客様のような方にピッタリの物件がございまして」

 白鳥ウララは、満面の営業スマイルを浮かべた。



「はァ~…」僕は気分を落ち着かせようと、お茶をひと口飲んだ。



 受け取ったタブレットに視線を移すと、彼女が勧める物件が幾つかあった。




「ン…… これですか❓」

 画像を見る限り、どの物件も外観も内装も素敵だ。



「ええ、ご注文通り、とってもリーズナブルです」



「はぁ……」

 こっちとしては、家賃を四、五万円で抑えたい。



「特に、こちらの物件は敷金礼金なしで、家賃、二万二千円です」



「え、二万二千円…… マジですか」

 しかも敷金礼金なしなんて、あり得ないほど安い。



 僕はタブレットをよく見た。


 だが、次の瞬間……。



【✨冷暖房完備✨ 風呂トイレ✨ 駅近✨✨

 ……

 ただしワケ有り物件✨】✨✨

 目を疑うような宣伝コメントだ。



「なんじゃ、こりゃァ~…😲💦💦」

 思わず不動産屋のゲストルームで絶叫しそうになった。




「何か、ご不明な点がございましたか」

 不動産屋の年齢不詳の女社長が笑顔で聞き返した。



「はァ~…、あのですね。

 ございましたかッて、話じゃないですよ」

 わかっていてとぼけているのか。



「ハイ……✨😌✨✨」

 満面の営業スマイルだ。



「風呂トイレ、駅近までは、別に驚きもしませんけど…… 、ワケ有り物件ッて、何ですか」

 特に、この『若奥様つき』と言うのが引っ掛かった。


「何も問題は有りませんわ」


「いや、問題だらけでしょ❗❗

 それに、この物件…… ヤケに格安やすいんですけど」

 他の物件の賃貸料のおよそ3分の1だ。



 何しろ【ワケ有り物件】だ。

 おそらく事故物件と言うヤツだろう。




「お客様、お目が高い❗❗

 こちらは独身の方専用の物件でして。

 えェ~と…… 失礼ですが、お客様は❓」



「僕は独身ですが」



「なるほど、ちょうどよかった。 

 お客様のように絶望的に性体験の乏しい方にはお勧めの物件です✨😌✨✨」



「な、絶望的ッて……」

 なんだ。それは……。



「あ、これは失礼しました。絶望的と言うだけで✨😌✨✨」

 ニコニコと営業スマイルだ。



「いやいや、良い意味ッて、かなりディスッてますよねェ……」

 『良い意味で』と付ければ、何でも許されると思っているのか。



「いいえ、他意はございません。お客様のように、若くて【性の貧困男子】には絶好の物件ですわ」



「いやいや、性の貧困男子ッて、ディスッてますよ❗❗」




「いいえ、こちらも良い意味で【性の貧困男子】と申しただけで……✨😌✨✨」



「だから、良い意味でッて言ってるだけで、絶対、ディスッてますよね❗❗」

 ま、実際、見るからに童貞チェリーボーイなのでディスられても仕方ないが。



「ッたくゥ……、ッで、若奥様つき、ワケ有り物件ッて言うのは、ぶっちゃけ事故物件ッて事ですか❓」



「いえ、そちらは、いわゆるオプションですねぇ✨😌✨✨」

 全く動じず微笑んだままだ。



「オプション……」

 どんなオプションだよ。

 幽霊つきなのか……。



「ええ、可愛らしい若奥様がオプションで付いてきます。

 ですので『若くて性体験の乏しい独身』の男性専用になっておりますわ……✨😌✨✨」



「いやいや、完全にバカにしてるよねェ……

 ニコニコ笑っているけど」



「いいえ、まさか……✨😌✨✨

 お客様には、うってつけかと思いますわ」



「うゥ~ン……」僕は腕を組み考えた。


「オプションの若奥様ッて、どんな感じなのですか」

 試しに訊いてみた。



「もちろん可愛らしいですわ」

「はァ~…、どのくらい❓」



「童顔で巨乳と言う童貞チェリーボーイ垂涎すいぜんの逸品です」



「いやいや、深夜の通販番組ですかァ~…

 もっと具体的に教えて下さいよ❗❗」

 


「ン、そうですね。百聞は一見にしかず……

 どうぞ、ここからですので、今から見に行きますか❓」



「はァ~…、今からですか」

 時計を確かめた。時間はまだ余裕はあるが。



「うゥ~ン……、良いですけど」

 少し躊躇ためらったが、家賃が二万円ちょっとなので見学くらいしてみようかと思った。





 ◇◇◇◇◇





 白鳥ウララの言う通り、駅近で立地条件は最高だ。


 見た目も豪華で立派なマンションだ。




 これで月、二万二千円なら確かにリーズナブルだ。

 申し分ない物件と言えるだろう。



 しかし……。

 外観からでは解からない。

 何しろ、【ワケ有り物件】だ。



 【若奥様つき✨】と言うオプションが重くのし掛かってきた。


 やはり地縛霊的なモノが住みついているのか。

 





 ◇◇◇◇◇






 マンション【パラダイス】は、オートロックになっていてセキュリティは万全らしい。



 4階の404号室。なんとも不吉な番号だ。




「こちらですわ」 

 ウララが鍵を取りだしドアを開けた。



「どうも……」

 少し部屋の中を覗くと緊張した。



 おずおずと玄関へ入ると濃厚で甘い匂いが漂っていた。



「お邪魔します……」軽く頭を下げ玄関を上がろうとすると、中から元気の良い少女みたいな声が響いた。



「お帰りなさい🎶✨ ダーリン🎶✨」

 甲高いアニメ声だ。



「え、ダーリン……❓❓」

 誰か、中に居るのか。


 突然、女子高校生みたいなツインテールの美少女が現われた。



「ようこそダーリン😆🎶✨」

 一目散に、美少女は僕の方へ駆け寄ってきた。 



「えェ……😲💦💦」



「キャッキャァ~…ッ😆🎶✨」

 まるでペットの仔犬みたいに僕に跳びついてきた。



「わ、わ、わァ~…😲💦💦💦」

 僕は慌てて彼女を受け止めた。


「ううゥ……😲💦💦」いきなりハグだ。

 僕は面食らって小さく呻いた。



 豊かな胸の膨らみが僕の胸板に押し付けられた。

 


「ねぇ~……✨ ダーリン😆🎶✨

 疲れたでしょォ~ ご飯にする❓

 それともお風呂にするゥ~…😆🎶✨」

 まるで新婚夫婦の会話みたいだ。



「いやいや、別に……

 ボッ、僕は見学しに来ただけで……」

 


「じゃ、取り敢えず、一発、深夜の濃厚接触しちゃうゥ……😆🎶✨」



「いやいや、どんな深夜の濃厚接触だよ」

 マジか……。

 僕は慌てて、不動産屋のウララに助けを求めた。



「ああ、彼女は…… こちらの部屋にオプションで付いてます。エミリよ」



「え、え、えェ……😲💦💦 エミリィ……

 マジなのォ~、オプションッてェ……」

 まさか……。


 どうせ事故物件で、霊的なモノだと思った。


 『本物の若奥様』が部屋に付いてくるとはまさに想定外だ。

 



「あら、エミリじゃなくッて、ラブリよ」



「えェ……😲💦💦」ラブリ……。

 どういう事だ。



「今はエミリの身体だけど、中身はラブリなの。宜しくダーリン😆🎶✨」

 


「え、中身はッてェ……❓❓

 もしかして若奥様つきのつきッて、霊的りょうてきなモノが『いている』ッて、事なの」



「フフ…… 今夜からヨロシクねぇ。

 ダーリン😆🎶✨」

 ギュッと抱きしめられた。



「いやいや、ダーリンッてェ……」

 こんな風に美少女とハグした事は生まれて初めて経験だ。







 ※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る