第643話 ここからの方針
少し間違ってたら、サボテンの棘に自ら突っ込むところだったけど……まぁそうならなかったから、結果的には問題なーし! 結局、棘が刺さりまくってたのは変わらないしねー!
「えーと、今の段階で進化ポイントはいくらになりましたかねー?」
そこそこ倒してLv55まで上がってるんだから、進化ポイントもそれなりに手に入ってるはず! 上限のLv60になった時に100は必要なんだし、今の量を確認しとこ!
サツキ : サクラちゃん、現状の進化ポイントを確認だー!
水無月 : 確認だー!
金金金 : 完全体への進化には、進化ポイントが100必要だったか。
ミツルギ : それなりにあるとは思うが……どうなってるやら?
「進化に必須ですし、ちゃんと確認しておかないとですね! えーと、今は……50あります! 必要数の半分ですか」
うーん、まだまだ必要ではあるけど……Lv60までには届きそうかな?
神奈月 : まぁ順調に溜まってる感じだな。
ミナト : 最低限、Lvアップで手に入る進化ポイントの量は決まってるし、今から下手に使わない限りは大丈夫だと思うけどねー。
咲夜 : うっかりでも使うなよ!? 使ったら、稼がなければ足りなくなるラインだぞ!?
「この状況で使いはしませんよ!? 足りなくなったら困りますし!」
むしろ、もっと沢山欲しいくらいだもん! 完全体へと進化したらスキルツリーの先も解放されるだろうし、そこら辺のスキルも解放したいもんね!
金金金 : この感じなら、明日には完全体への進化か?
ミツルギ : 今日中にLv60まで行けば、まぁそうなるだろうな。
「配信中にLv60に到達しなければ、実況外のプレイでなんとか到達しておきたいとこですねー! 明日は完全体への進化から始めたいですし!」
完全体って名前からして、かなり終盤には近付いてる予感! まぁ完全体が最終進化ではないみたいな話題も出てたけど、近付いてるのは間違いないはず!
ミナト : あ、そういえば今日はボス戦はどうするの? 次にどこの方向のエリアに進むにしても……どこからも遠いよ?
「あっ!? そういえばそうなるんでした!?」
ぐぬぬ!? 今回は河川域からエリア切り替えになった南側の付近で出てきたタカがエリアボスなんだから……どうやっても遠いよ!?
今いる場所は少し南西寄りって感じだけど、中心に近い場所だよね。うーん、これは次にどこに向かうかも決めた方がいいのかも?
ミツルギ : どこに向かうにしても、エリアボスに挑むとなれば結構な距離の移動になるな。
こんにゃく : この辺に『再誕の道標』でも設置しておけば、多少は移動時間の短縮にはなるか?
「あ、その手がありました!」
どこに進んでも同じくらいの距離になるくらいなら、設置場所としては悪くないよね! ボスに挑む前に死ぬ必要があるけど、もう今日は何度も死んでるし、気にする必要はなーい!
ミナト : 手段としてはありだけど……サクラちゃん、ボスを倒した後に移動するのが大変だよ? 『再誕の道標』は1度使うと1時間は使えないし……そもそも死ねる場所も限られるからね?
富岳 : Lv60にしてからここまで戻ってくるのは可能だが、その後は全部自力で移動するしかないな。
「あ、そうなるんですか……。んー、まぁそこは実況外のプレイでやるのもありですかねー?」
多分、移動に時間がかかるからボスを倒すまでで時間的には精一杯な気もするんだよねー。もう19時は過ぎちゃってるし……それほど時間に余裕はないかも?
ミツルギ : なるほど、今日の実況外のプレイはライオンでの移動回になりそうか。……最近、桜の木の育成が滞り気味じゃね?
G : あー、確かにな。桜の木の育成も楽しみにしてはいるんだが……。まぁライオンで配信中にやり切れなかった事をやってるし、仕方ない部分もあるだろうが……。
いなり寿司 : そこはまぁ仕方ないんだろうよ。
「あはは、正直なところ……桜の木で何をやってたかを忘れちゃってたりするのもあるんですけどねー」
ライオンでやる事があるのも事実だけど、同時に育成は混乱してきてるのですよ! 実況外の配信プレイ、配信よりも時間は短いし!
水無月 : え、サクラちゃん、内容を忘れてるの!?
イガイガ : あー、まぁどうしても同時育成だと、意識は分散するからなー。忘れる事があるのは、多少はしゃーない。
サツキ : サクラちゃんは基本的にシングルタスクだしね! 同時並行は苦手!
「それはサツキさんもじゃないですかねー!? まぁリアルの方でも色々やってますし、庭の作成も始めましたから……しばらく桜の木の育成はお預けかもです?」
正直、そこまでの余裕は無くなってきたのです! 文化祭のお手伝いも頑張ってやるんだから、無理せず、手を抜けるところは手を抜くのも大事!
ヤツメウナギ : なるほど、桜の木の育成は一時中止という感じか。
こんにゃく : まー、それはそれでしゃーない。無理強い出来る事でもないから、サクラちゃんの思うようにやってくれ!
咲夜 : 世界樹ルートを見たかったけど……まぁそれはライオンが終わってからだな!
G : おい、それを言ってしまっていいのか!?
咲夜 : あ、しまった!?
「……世界樹ルートって、なんですかねー?」
『世界樹』って、他のゲームで題材になってる事が結構ある神話とかで出てくるやつだよね? 桜の木の育成で、そういう名前が出てくるって……え、何か特殊なルートがあるの!?
ミナト : サクラちゃん、そこは気にしないでいいよー。確かに特殊なルートは存在するけど、今の段階では早過ぎるものでもあるからねー。
富岳 : 盛大にネタバレをしてくれてるが……あれは本来、隠しルートだ。ゲーム性が大きく変わるし、辿り着くまでも大変だから、今はライオンに集中しておけばいい。
真実とは何か : 真実を知るには、まだ早い!
「特殊な隠しルートとかあるんです!? まぁそういう事なら、気にしないでおきますけど……」
桜の木の育成はしばらく止めるんだし、気にしても仕方ないよね! ライオンでも攻略に時間がかかってるんだから、桜の木を気にし過ぎても、時間が足りないもん!
もしやるなら、ライオンをクリアしてからで! 今までやってて思ったけど、どうも1種族目をクリアした後に色々と特典がありそうだしさ! それを使って、改めて育成し直しの方が良さそう!
「さーて、それじゃとりあえず、ここに『再誕の道標』を設置しておきましょうか! その後に水場まで進んで、この次のエリアはどの方向に進むか、サイコロタイムで決めましょう!」
うふふ、今回は入ってきた南側以外はどの方向でも進めるもんねー! どの方向に進むとしても敵はLv60に近付いていくし、育成としては問題なーい!
イガイガ : サラッと流されてるが……咲夜さんの世界樹ルートのネタバレへの処分は?
G : サクラちゃんは気にしてないみたいだが、そこは誰もが分かっていても明確に口には出してなかった部分なんだがな?
咲夜 : ぎゃー!? スルーしてもらえると思ってたのに、なんで掘り返す!?
「あー、確かにネタバレ案件ではあるんですよねー。んー、どうしましょう?」
特殊な隠しルートみたいなんだけど……多分、辿り着けたとしても相当先な事っぽいんだよねー。桜の木の育成はしばらく止めると決めたんだし、あんまり気にしてもいないんだけど……本当にどうしよう?
金金金 : 悩み顔の狐っ娘アバター。特にサクラちゃんは気にしてないみたいだし、変に処罰を要求して悩ませる真似はやめといたらどうだ?
咲夜 : そうだ! そうだ!
G : 金金金さんの意見には頷けるんだが、そこで咲夜さんがそう言うのは違うだろ!?
イガイガ : やらかした張本人が言う事じゃないよなー!?
ミナト : サクラちゃん、面倒なら言い争ってる3人とも揃ってブロックって手段もあるよ?
「あ、その手もありますね!」
そっか、そっか! 私が気にしてないのに、こうやって困らせてくるならそういう手段も――
イガイガ : ちょ!? えっ!?
G : 待て待て待て!? それは勘弁してくれ!?
咲夜 : わっはっは! 人を呪わば穴二つ! 巻き添えで一緒に処罰を受けてしまえ!
ミツルギ : この場合、穴は3つか?
こんにゃく : そこは大して意味はないんじゃ?
「あはは、冗談ですよ、冗談! でも、特に今回のは気にしていないので、このままスルーにさせてもらいますからねー!」
咲夜さんの言い方もどうかとは思うけど、いつ辿り着くかも分からない内容のネタバレは特に気にならないもんね。具体的な内容はさっぱりだし、今回はこれでいいのです!
イガイガ : た、助かった……。
咲夜 : なんとかセーフ!
G : ……危ないところだったぜ。
ミナト : サクラちゃんを困らせるのだけはダメだからね?
ミツルギ : まぁ、そりゃそうだ。
富岳 : この配信上ではサクラちゃんが絶対的なルールだしな。変な強要はなしだぞ。
イガイガ : すみませんでしたー!
G : ……悪ノリし過ぎた。すまん。
「いえいえ、大丈夫ですよ! さーて、『再誕の道標』の設置も済みましたし、水場へ向かって出発です!」
ふふーん、ちょっと脱線にはなっちゃったけど、ここからの方針は決まったのです! まずは水場に到着するところからやっていこー!
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