登場人物 第二章 9

 シャルル

ジョルジュの護衛。髭面の厳つい、いかにも「山賊です」といった風貌をしているが、とても情に厚い人。若い頃はダンジョン都市ドリミアで腕を上げ、その後はガストンと共にエントーマ王国へと移り、そこで貴族家へと仕えることになった。

ハインリッヒとは若い頃に一緒にダンジョンへ潜った仲。


 ガストン

ジョルジュの護衛。華奢な身体にサラサラヘアー。情に厚いシャルルが騙されたり、いいように使われたりしないように、いつも目を光らせている。

ハインリッヒとは若い頃に一緒にダンジョンへ潜った仲だが、シャルルを娼館へ誘うのをやめてほしいと思っていた。


 クロヴィス

ジョルジュの側仕え。ほのぼのマイペースなジョルジュに流されることがあり、「そうではなくてですね!?」と慌てることがちょいちょいある苦労人。


 ジョルジュ

エントーマ王国の国王であった人物を父に持つ。母親は愛人。祖母はジオレリア王国の国王であった人物を父に持つ。輝くような銀の瞳に紫、青、緑の虹彩が入った精霊眼の持ち主。命を狙われ、顔の上半分が爛れており、目が見えなかったのをクララに治療されてキレイに治った。ほのぼのマイペース。

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