自称コミュ障は異世界でも自由気ままに生きていく

登場人物 第二章 ３

　王家直轄ミースムシェル領

元はカンムッシェル辺境伯領だったが、外患誘致罪によって取り潰し。

領主には王弟が就任した。

　ローデリック

ハインリッヒたちの弟で三男坊。陞爵（しょうしゃく）して男爵になった。

　ローザリンデ

ハインリッヒの異母妹で長女。ローデリックの同母姉。ロッシュや門兵マックスが弟子となった鞭術の継承者。

　ジョヴァンニ・レナート・ジラソーレ

ジラソーレ侯爵家の三男で王弟ボニファシオ付きの近衛騎士見習い。

前世はエメリーヌ・ロラ・オリオールで、オリオール伯爵家の四女だった。

リヴァージュ侯爵家令嬢リュシエンヌの侍女をしていたのだが、馬車の事故に見せかけて殺害された。

　リュシエンヌ

王弟ボニファシオの元婚約者。

早産であったため母親が不貞を疑われたが、父親は間違いなくリヴァージュ侯爵家当主だった。

不義の子という疑念を持たれたために、かなりぞんざいな扱いをされており、見かねた王弟ボニファシオの母親が息子との婚約を望み、庇護下に置いた。

王弟ボニファシオがパパで、侍女のエメリーヌがママだったら良かったのにと思い、自らの残りの寿命を使ってでもそれを叶えたいと願った。

　ジラソーレ侯爵夫人

オリオール伯爵家の長女で、エメリーヌの姉。ジョヴァンニの母親。