登場人物 第二章 2

 エイダン

シルトクレーテ伯爵家の元家令。

若様トムの命が危ないかもしれないと奔走させられたおじいちゃん。


 クレーレ

先代シルトクレーテ伯爵夫人の義妹。

姉の持っているものを何でも欲しがる欲望魔人。

プロメッサ侯爵家当主の愛人が産んだ子で、養女となったが、当主の血は引いていない。

分家からきた婿養子がプロメッサ侯爵家を継いで、その彼と結婚した。


 ベネディクト

庇護欲そそる小柄なお兄さん。プロメッサ侯爵家嫡男として育ったが両親はクレーレと庭師なので、血族ではないと判明した後、プロメッサ侯爵家の家令の養子となった。

母親であるクレーレが姦通罪で処刑されたが、助命嘆願により命拾いした。

現在はプロメッサ侯爵家当主代理となったトムの執事をしている。


 精霊テッテレモート

土属性の精霊で、本来ならば大地のズレを地上に被害が出ないように調整しなければならないのをわざと地震を起こして逃げ惑う命を嗤う、アカンやつ。

ハルルエスタート王国守護神の協力のもと封印されたが、長い年月を経て解けかけていた。

それをアリエスに指示されたプロメッサ侯爵家の正当な跡取りであるトムが再度正しく封印した。


 リヴィアナ

プロメッサ侯爵家の分家の娘。クレーレと結婚した婿養子の姪っ子。

当主となったのが自身の父親であれば、自分が侯爵家令嬢だったはずなのにと、ありもしないことに憎悪を募らせたおバカ。

トムがいなければ自分が跡取りになれると思い込んで彼を殺そうとしたが、属性能力や魔力が足りず、トムがいなくてもなれなかった。

当主候補暗殺未遂の罪でチョンパ済み。


 アルトゥール

シルトクレーテ伯爵家当主。トムの同母弟。ちょいマザコン。


 ジークムント

トムがシルトクレーテ伯爵家長男として生まれたときに付けられた名前で、プロメッサ侯爵家当主代理となったときに、こちらの名前に戻した。


 ヴィオレッタ

トムの妻であるヴィオラが貴族だったときの名前。

トムがプロメッサ侯爵家当主代理となったため、宰相の家へと養女に入ってから嫁ぎ直しており、その際にヴィオレッタの名に戻した。


 ランプレヒト

トムとヴィオラの息子。プロメッサ侯爵家特有のオレンジ色の瞳をした次期当主。

平民であったときの名はラト。

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