自称コミュ障は異世界でも自由気ままに生きていく

登場人物 1〜2

　アンネリーゼ・リザレブ

成人後は、アリエスと名乗るようになる。

ハルルエスタート王国国王の第27子で第16王女。母親は男爵家の三女。能力の低い王子や王女が集められている離れ、通称出涸らし小屋にて育つ。

アッシュ系プラチナブロンドの髪に薄い青色の瞳をしている。

前世を思い出したことによって、口が悪くなった。

前世は、目つきの悪いヤンキーで、重度のシスコンとブラコン。

　アンネリーゼの母親

男爵家の三女。王宮にてメイドをしていたが、国王の戯れで一度お手付きとなったときに妊娠し、アンネリーゼを出産。

子供ができない側室に目をつけられ、いびられているうちに衰弱し、風邪をこじらせてこの世を去った。ことにしてあるが、実際はとある側室に毒を盛られ続けたために死亡しており、死後の身体に無数の緑色の斑点が現れてしまったので、アンネリーゼに会わせることなく埋葬された。

　ロッシュ

ハルルエスタート王国の先々代国王の血を引く元王子。

母親は、ロッシュを妊娠するまでは王女(先々代国王の娘)の家庭教師をしていた。

出涸らし小屋にて育つが、職を辞した母親によって教育を施されたため、執事として身を立てることが出来た。

とある家での執事を引退した後は、出涸らし小屋と呼ばれる離れを統括する執事に就き、現在に至る。

　ハルルエスタート王国

国王には28人の子供がおり、王子が11人、王女が17人いる。

王妃が産んだ第一王子が王太子となっており、王太子妃は二人の王子を産んでいる。

　ベアトリクス(種族：ウィンドリオン)

転生者特典に入っていた召喚獣ガチャによってアンネリーゼが得た召喚獣。

アイボリーカラーの毛並みにエメラルドグリーンの瞳をした翼の生えたライオンで、出会った当初はまだ子供の姿だった。

風属性とほんのり聖属性を持っている。

　サスケ(種族：ストーンチップ)

裏庭で訓練中に出会い、契約した召喚獣。

敵の目に向けてストーンバレットをぶっぱなす気性の荒いリス。

アンネリーゼが持っている異世界産ナッツにメロメロ。

　冒険者ランク

アイアンランク：見習い

ブロンズランク：駆け出し

シルバーランク：一人前

ゴールドランク：指名依頼が解禁

プラチナランク：ここまで来れば勝ち組

ミスリルランク：ひと握りの人

オリハルコンランク：ほぼほぼ、いない

　ガザン

ゴールドランクの中年冒険者。

貴族からの指名依頼が多いことや、評判もいいということから、ロッシュがアンネリーゼを城下町へ案内してくれるよう依頼。

お節介なところがある、とてもいい人。

　下っ端冒険者ことバン

兄がガザンのパーティーメンバー。

アンネリーゼに冒険者になることを諦めさせるための一芝居を手伝わされて、危うくぽんぽん（お腹）に穴が空いちゃうところだった、不憫な青年。

　ハインリッヒ

ミスリルランクの冒険者。

老け顔を気にしているが、それは苦労してきた証であるものの、既にいい歳である。

　クララ

登場時12歳

ハルルエスタート王国の奴隷商会にて金貨10枚で売られていた乳白色の髪にミントグリーンの瞳をした少女で治癒属性持ち。

見たこともないほど白い髪をしていたことで両親から名を与えられることもなく、奴隷売買の最低年齢である５歳で売られた。アンネリーゼに買われるまで、識別番号サ-24番が唯一の名前だった。

　クイユ

登場時27歳

粛清にあった貴族家で異母兄の影武者をしていた。

当主が妾に産ませた子で、嫡男に似ていたため同じ名前をつけ、影武者として育てた。スキルも同じになるように育てられたためスペックは高い。識別番号は0-21番。

　バルト

登場時25歳

熊の獣人。

元冒険者でパーティーメンバーに嵌められて奴隷として売られた。

主（あるじ）を転々とし、前に買われた先で番（つがい）に遭遇したが、目の前でその番（つがい）を辱められるという屈辱を味わうことになった。

髪は茶色、瞳は水色をしている。

　アドリア

登場時21歳

ネズミの獣人。

奴隷の子として産まれ、13歳のときに母親の主（あるじ）に売却され、その先で下働きをしていたが、19歳のときに主（あるじ）が購入した奴隷が番（つがい）であったことが判明。

それに気付かれてしまったことで、番（つがい）の目の前で辱めを受けるはめになり、精神的に壊れてしまった。

主（あるじ）が粛清にあい、奴隷商会に番（つがい）と共に売却された。

髪はミントグリーン、瞳は少し濃いめの水色。