四
薄氷を
踏むめる冬を
耐えしかど
桜を待たず
君よ逝きぬな
飼い猫の死を詠みました。病で痩せ細り、毎日のように今日は大丈夫かと思いながら、漸く厳しい冬を乗り越えたかと思った矢先、もうすぐ暖かな春だと言うのに可愛い「空ちゃん」は
召されてしまいました。桜も待たずに逝ってしまわないで。と言う切ない句です。
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