第13話 仔猫がァ~…

《お、おい、マリ❗❗ 何を待つンだよ》


 

『い、いや、仔猫がァ~、ちょっと暴れるんでェ……😅💦💦💦』

 とっさに、アリスをペットの仔猫に見立てて言い訳をした。



《あン……、なァンだァ~………。

 お前、仔猫なんか飼ってるのか。

 知ってるだろォ❗ 俺が猫アレルギーで、猫が苦手な事を❗❗》

 電話の向こうで兄のタカが怒鳴った。



『うッ、うン、でも祖父ジーさんに面倒見ろッてェ…… あッ、ちょっと、やめてェ……😳💦』

 スマホで通話している間にもアリスは彼の敏感な部分を刺激した。



 さらにアリスは顔を寄せなまめかしく囁いた。


『フフ……✨👄✨ 何よ。私が仔猫だって言うの』

 甘い吐息がマリの頬を撫でていく。




『あッ、あァ~ン……😳💦💦』

 思わずマリは喘ぐような声をあげてしまった。



 ゾクゾクッとするほどの快感が彼の全身を駆けめぐった。


 おびただしいほどの透明のガマン汁でパンツの中はグッショリと濡れていた。



《おいおい、なんだ。切なげな喘ぎ声をあげてェ~ー……。

 お前、そんなに性欲がまってるなら、そこのクソババァ~にしてもらえよォ~~ ケッケケェ……😆🎶✨》

 兄のタカは、バカにするようにあざけり笑った。


『ううゥ……』

 まさか、そのクソババーが魅惑の美女アリスだとは微塵も思っていないだろう。



『あッ、あのねェ……😳💦💦』

 こっちの気も知らないで……。







∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る