第6話 『プロット』の必要性?

 皆さま、こんばんは、浅葱 ひな です。


 第5話を投稿してから、だいぶ日が経ちました。未だに少しずつでも読まれているのは、ありがたいことです。


 そんな第5話で取り上げたのは、『足切り』されてるのご存知ですか? でした。

 コンテストに応募した作品、全部を編集部が読むなんて無理なことくらい、皆さまでも想像できますよね?

 そうなる確率を少しでも減らすために、求められてる書き方をしておいたほうがいいんじゃないかな? というお話でした。



 さて、カクヨムコンの読者選考も終わりましたね。応募なさった皆さま、お疲れさまでした。

 読者選考は、公平な選択手段ではありませんから、ここで一喜一憂なさらないでくださいね。

 まぁ、プロの目による選考が実力に見合ったものであることを信じてます。


 そんなわけで、今回は、『プロット』の必要性です。

 あぁ、勘違いなさらないでくださいね。物語を作るためには、プロットが必須なんだよ……とかって、押しつけるつもりはありません。

 だって、このサイトにいらっしゃる作家さまたちの中には、『プロット? そんなん、俺の頭の中にできてんだぜ!』と仰る方もいっぱいおられるでしょ? それを矯正しようってことではありませんから。


 さぁ、皆さま。それでは妄想のお時間です。カクヨムコンにて受賞なさいました。書籍化です。

 まずは、受賞作が本になるわけですから、多少? の校正は入るでしょうが、書籍化には、応募した完成原稿が使用されます。


 ここからですよ。更に妄想しましょう。

 皆さまの1作目が売れ行き好調でした。読者受けは好評でした。続刊、出しちゃいましょう。

 夢のようなお話が作家さまたちのところに届いたとしましょう。

 そんな皆さまに、編集が要求するのは、続刊分の完成原稿ではない……ことのほうが、殆どなんだそうですよ。つまり、ここで、『プロット』が必要になるんです。


 連載漫画家さまたちが、次週分のをいきなり完成原稿で出さないでしょ? それと同じことらしいです。

 続刊を出すからには売れないと困るのが出版社ですから、編集もたいへんですよね。売れないだろう内容の完成原稿を提出されて、『没』を出す。それがどれほど無駄な労力になるかご理解いただけますよね?

 そうなる前の段階で、続刊のある程度の内容や方向性を掴んでおく必要が、編集には求められているそうです。


 ということで、皆さまの未来のために、今から、『プロット』を作る練習をしておきませんか?



 第7話は、読者のわたしから見た、読みやすさ……とはなんぞや? です。たぶん……。

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