応援コメント

第44話 添削企画プロット 参加してみる」への応援コメント

  • 彩理さま

    わたしも毎回、カイさまに添削をお願いして、カイさまには感謝ばかり、いつもとても参考にしております。
    彩理さま、カクコン、随分とできていて、うらやましです。
    まだ、わたしは構成もできてなくて、先週から考え始めたばかりです。

    あらすじは、わたしの場合、これからですね。

    カクコン、応援しております。

    作者からの返信

    おはようございます。
    カクコン2回目、前回の反省をいかし焦らずじっくりとを目標にコツこと書いておりました。
    そして、今回こそは皆様の作品を読みに行こうと思っております。
    頑張りましょうね。


  • 編集済

     彩理様、「あらすじ」を確認致しました。

     ちょっぴり辛口になるかもしれませんが、できるだけマイルドになるよう努力致しますのでよろしくお願い致します。


     まず本作はプロローグからスタートするので、第1章と第2章を入れ替える案も成立はします。
     基本的に「最初に登場するのが主人公」で、プロローグからスタートするときはプロローグで出てきたメインの人物が主人公となる確率が高いです。
     だから第1章をラキシスから始めても、プロローグでアリエルを立てているので物語の主人公はアリエルのほうになります。
     とはいえ、第1章の中にアリエルがいっさい登場しないのも、それはそれで「構成」としては弱いですね。ラキシスの章にしたときに、名前だけでもいいのでアリエルに触れていたり、脇役で登場していたりするのなら、ラキシスの章からスタートしても主人公の座は奪われません。
     しかしこの「プロローグ、第2章、第1章」の順に積み上げると、プロローグのアリエルが攻略対象、ラキシスが主人公のように読めてしまうのです。

     ここでミスリードが起こってしまいます。

     「悪役令嬢」ものを読みたいのに、冒頭の第一章までを読んでみたら、転生勇者が主人公の異世界転生ファンタジーに「悪役令嬢」ものを組み合わせただけでは? と物語を過小評価されかねません。
     タイトルが決まっていませんから、必ずしもミスリードが起こるとは限りません。
     ですが、タイトルをそこそこに本文を読んでみた人が、確実に「これは悪役令嬢ものだ」と認識できたほうが、この作品の強みは活かせるはずです。
     ですので、序盤の構成は「プロローグ、第1章アリエル、第2章ラキシス」の順のままにしたほうが、初見切りを防ぐのに有効です。

     ゲーム原案のほうのプロローグから始めると「ドタバタ学園ラブコメ」というラブコメの王道になりますね。
     「悪役令嬢」を推したいのか、「ラブコメ」を推したいのか。
     ここは彩理様の作意によって選んでください。
     元々のプロローグは「悪役令嬢」推し、ゲーム原案のプロローグは「ラブコメ」推しになります。
     現在の小説投稿サイトの流行りが「異世界転生」から「ラブコメ」に移っているのは確かなようで、どちらも取り込んだ本作はじょうずにアピールできたら双方からお客様を呼べる人気作品になる可能性があります。
     タイトルとキャッチコビーでじょうずにアピールすることを考えましょう。
     今から数案出しておくと、執筆時の目標にもなりますので、少し考えてみましょう。
     そのためにも主に「悪役令嬢」を推したいのか、「ラブコメ」を推したいのかを決めておくとよいでしょう。

     登場人物はアリエル側に都合のよい人選になっていますね。
     このあたりは「悪役令嬢」ものを成立させるポイントになっています。
     「ドタバタ学園ラブコメ」を目指すのなら、アリエル×ラキシスだけでない組み合わせが多数あるほうが、それだけ複雑な関係性を生み出せますね。アリエルの恋愛だけでなく、他のキャラの恋愛も描くと「ラブコメ」としては映えます。
     「悪役令嬢」を主に描きたいのであれば、アリエルの恋愛だけを追うのは間違いではありません。
     本作はいちおうエルーダ王子とマリアンヌのラインも機能するでしょうから、こちらとアリエル×ラキシスのラインが交錯するような展開があると「お、これはどう展開するのかわからなくて面白いな」と読み手に思わせられます。

     アリエルの恋愛を描く傍ら、マリアンヌとの友情や彼女とエルーダ王子の婚姻話などをうまく絡めれば、面白い「悪役令嬢」×「ドタバタ学園ラブコメ」が成立するはずです。

     そのためにも、「悪役令嬢」と「ラブコメ」のどちらをとくに推したいか。
     意図を持って企んでみましょう。
     まあ「恋愛」に応募しても、あながち「カテゴリーエラー」というわけではないのですが、★の数をチェックすると「恋愛」だと人数が落ちるので、「恋愛」にするよりも「ラブコメ」にしてしまったほうが本作の魅力は出るはずです。
     そのうえで「異世界ファンタジー」「ラブコメ」のどちらを選ぶかですね。
     パッと見だと「異世界ファンタジー」のほうが★が多いのですが、男性転生者が多いんですよね。女性転生者の「悪役令嬢」なら「ラブコメ」に振ったほうが★は獲得できるはずです。
     そもそも「異世界ファンタジー」は魔窟でして、どんなに優れた作品でも、大口の書き手が★をかっさらっていき、それ以外にはおこぼれがあるのかないのか、程度の評価しかもらえません。「カクヨムコン」で一次選考にあたる「読者選考」を考えても、「ラブコメ」を選んだほうが本作は正当に評価されると思いますよ。

     このあとの学園編から先がどうなるかですが、いちおうの魔王討伐と王家の関係あたりはありきたりではあるので、ひとひねり入れたいところですね。エルーダ王子がいるので、彼の働きで事態が好転するようなきっかけがあると、「マリアンヌの当て馬」だけではない、エルーダの存在意義が出てきますので、彼を活かしたいところですね。

     あとは、なぜアリエルやラキシス、マリアンヌなどが魔封じされているのか。
     転生者だとわかったから封じられたのか、この世界では一人前になるまでは全員魔封じされているのかも説明してくださると読み手も納得しやすいでしょう。

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     ここまでの「構成」の添削を終わります。
    (1) 章立ては「プロローグ、第1章アリエル、第2章ラキシス」の順で。
    (2) 「悪役令嬢」と「ラブコメ」のどちらの要素を強く推したいか。
      今のプロローグなら「悪役令嬢」色、ゲーム原案のプロローグなら「ラブコメ」色が強く出ます。
    (3) 「悪役令嬢」のアリエルだけでなく、マリアンヌの恋愛などと交錯できないか。
    (4) せっかく王子を出すのなら、魔王討伐の旅でなにがしか役立ってもらえないか。
    (5) アリエルたちが魔力を封じられている理由を明確にできないか。
      もしそこに物語の根幹があるようなら、方便としてのつまり仮の理由付けをしてみましょう。

     この5点に着眼して、(1)の流れで物語を書き進めてください。
     このコメントをメモ帳などに保存したら、本話を「下書きに戻す」と他の人から見えなくなりますよ。その代わりコメントも読めなくなってしまうので、メモ帳などに保存しておくとよいですね。コメントを読むために投稿したり下書きに戻したりを繰り返すと通知の不具合を起こしかねませんので。
     それでは、本編の執筆、頑張ってくださいね。


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    追記2022.10.27 18:55
     基本的にはシリアス路線なんですね。
     その場合は全編「悪役令嬢」に振ってしまったほうがいいですね。
     下手にラブコメに走ると、シリアスが好きで読んできた方の反発を招きかねません。
     あとは「悪役令嬢」としてのパターンに乗せるか、「恋愛」色を強く打ち出すか、ですね。
     女性の読み手自体は「恋愛ジャンル」のほうが多いと思いますので、女性アリエルが主人公の「悪役令嬢」だからシリアスなら「恋愛」ジャンルでもあながち「カテゴリーエラー」というわけでもないと思います。
     ただ、厳密に区分けすると「異世界転生」ではあるので「異世界ファンタジー」が正式だと思います。
     「異世界ファンタジー」を選んだら、タイトル、キャッチコビーで「悪役令嬢」の文字を入れ込むようにすると、「悪役令嬢」好きが釣れますので「異世界ファンタジー」でもある程度戦えるはずです。
     本編が公開されたら、逐一添削していくか、細かな添削より寸評が欲しいようでしたら「寸評」優先にしますけれど、いかがなさいますか?

    作者からの返信

    さっそく添削ありがとうございました。
    辛口かもとドキドキしましたが、とても分かりやすくてありがたい事しか書いてなく、とても参考になりました。

    (1)第1章はアリエルが先でいこうと思います。
    問題はプロローグですね。
    ゲーム原案の方は、軽く書いてしまったので多分、1章の文とはちょっと違う文章になっています。
    ラブコメ、いままで挫折して書いたことがない未知の分野です。
    書いてみたい憧れはあるんですが、どうも女主人公というより、男性読者が喜ぶものじゃないといけない気がして。
    エロとかエロとか。
    もう少しじっくり考えてみます。
    (3)マリアンヌの恋ですね。
    予定では、マリアンヌは続編に出て来る王子推しという設定なので、学園編でぶっこんでみようと思います。
    エルーダ王子、この人アリエルとマリアンヌを引き合わせるだけのために出て来たので、全然いいとこない私の中ではモブ的扱いなのです。ちょっとだけ出番を増やしてあげます。
    (5)については本編で触れています。

    プロット整理すると、幼少期、本文はすでにシリアスっぽい流れで修業しているので、学園編からでもラブコメ寄りにドタバタラブコメにもっていった方が面白そうですね。ただ、それが10万字からの展開に果たしてあうのか……。
    本文軽めに妄想してみようと思います。

    こちらプロットは、しばらく置いておいてメモに貼った後、削除させていただきます。
    図々しいお願いですが、公開前にまた相談させていただきたいことがあればよろしくお願いします。
    辛口でも、このエピソード先に読ませろとか、まったく大丈夫です。