第44話 添削企画プロット 参加してみる

 カイ.智水様

 簡単にまとめてみました。

 もう少しこの辺を説明してほしいなどありましたら、こちらにコメントもらえると見過ごさないと思いますのでよろしくお願いします。

 9万字と書きましたが、10万字まで来てました。


 <アリエル エルドラ>

 女主人公。公爵令嬢。

 濃いルビー色の髪 桃色ピンクの瞳

 乙女ゲームの悪役令嬢 バットエンドルート多数。ゲームプレイ時一度もハッピーエンドを迎えていないで転生。

 魔力制御できずに魔封じされている。

 テンプレ通りだと、勇者と結婚して腹ボテエンド。

 11歳で前世を思い出し、まずは魔封じを解き魔法を使えるように模索する。また、弟ユーリ、ソールなど攻略対象者を味方につける。


 <ラキシス>

 勇者。不幸体質。

 空色がかった銀髪。手の甲に藤色の魔封じを持つ。

 忌み嫌われる双子の片割れに生まれる。

 本来殺される運命だったが、跡継ぎの予備として、魔法封じされて教会に捨てられる。奴隷生活から抜け出し、魔王討伐に成功するも、初恋の聖女とも添い遂げられず、王からも厄介払いされる不遇の勇者のはずだった。

 7歳で前世を思い出す。奴隷生活から抜け出し、アリエル同様魔法封じを解除するためにビエラの師匠の所に向かう。


 <ユーリ エルドラド>

 アリエルの弟。

 真っ赤な髪と瞳。ゲームでは不仲。

 アリエル同様、魔封じをされているが、跡取りということもあり早々に封印を解いてもらっている。



 <ソール ブラトリー>騎士団長の息子 伯爵令息

 ユーリとは幼馴染。

 <リリー ブラトリー>

 伯爵令嬢 ソールの妹

 ゲームではアリエルの代わりに夜盗に襲われる。ソールが後に闇落ちする原因でもある。


 <エルーダ>

 王子

 <マリアンヌ チェンバロ>

 伯爵令嬢 聖女候補。

 前世もち、アリエルの言動からアリエルも前世を持っていると気づく。

 聖女にも王子にも興味はない。


 <アロマ>

 アリエルの侍女 

 <スティーブ>

 護衛騎士


 <ビエラ>

 魔術師の弟子

 <マギ>

 魔術師の弟子 ラキシス、アリエル、ユーリに魔法陣を施した人物


 あらすじ

 プロローグ(一部抜粋)

「平民出の勇者なんかと婚約したくありません」


 私はお父様の執務室で、ついさっき受け取った国璽こくじの入った手紙をグシャリと握りつぶした。

 この国で王女の次に身分の高く尊い私が、平民と結婚なんて国王もお父様も何か悪いものに取り憑かれたとしか思えない。


「アリエル。もうこれは決まったことだ。お前には何度もチャンスをやった。だが殿下の心をつかむことはできないばかりか不興ふきょうを買ったのだ。おとなしく勇者と婚約し学院を卒業したら結婚しなさい」

 お父様の表情には迷いも、かつて溺愛していた娘への愛情も感じられなかった。


 1章 悪役令嬢前世を思い出す。

 1話~15話 アリエル11歳。自分の誕生日会で王子様を怒らせてしまう。

 前世を思い出し、断罪されないようにまずは家族と仲直りする。

 いじめていたユーリ。同じ魔力持ちなのに王都で暮らし、魔法も使える弟に謝り仲良くなる。

 弟ユーリ味方だった幼馴染のソールとも良好な関係を築く。



 2章 勇者ラキシス視点 

 ※1話から11話

 7歳で、前世を思い出し、奴隷商から逃げ出し魔術師のビエラに出会う。

 たまたま町で、7歳のアリエルと出会う。

 アリエルが弓で襲われていたところ、一緒に水路に流されてしまう。

 お互い同じ紋章の色違いの魔封じをされていることに気づく。

 魔封じを解く旅に出るというラキシスをうらやましいと思うが、自分は魔術師から魔力制御できないのでこれから先も魔封じを解くことはできないだろうと言われ落ち込む。


 3章 マリアンヌと出会い編

 16話~23話

 アリエル12歳。

 王子の婚約者候補であるマリアンヌにお茶会に呼ばれる。

 そこで王子に殴りかかられるが、マリアンヌが助けてくれる。

 後日話をすると、王子と結婚する気も聖女になる気もないという。


 4章 魔法陣を解除する ラキシスと再会編

 24話~34話

 アリエルは以前から父親に頼んでいた魔法陣を解除してくれる魔術師の所にユーリと一緒に出向く。

 そこにはビエラと一緒にラキシスも修行していた。

 7年ぶりで、髪色も変えていたラキシスにアリエルは気づかない。

 前世の夢(幽閉され身体中腐り落ち、魔物を産み落とす。その横にはラキシスがいる)を見たことで、ラキシスに改めて拒否反応を示し腹ボテエンドを回避すると誓う。

 一方、ラキシスとユーリは初めこそ敵対していたが、友人になる。


 5章 ラキシス視点。

 ※12話~22話

 4章のアリエルとの出会いをラキシス視点で書いた。

 ラキシスの事情。ラキシスが魔封じを解くための修業や、アリエルを思い出すが見守る。魔封じをかけ直しに来た王宮魔術師のマギとのやり取り。武術大会に出ないかと勧誘される。



 2章と5章はラキシス視点。3万字弱あります。 アリエル視点で7万字ありました。

 なんで、ラキシス視点が2章分3万字もあるかというと、これを描いていた時、中島みゆきさんの糸をBGMにして聞いており、縦と横、別々の話にしようと分けて書いていました。(今でも分けて書いています)

 カクヨムコンに参加するときはこれを一緒にして、できれば恋愛カテゴリーで出したいと考えているんですが、ラキシス視点の2章を1章に持って来るか迷い中。それだと異世界ファンタジーっぽいカテになってしまうけど。


 それと、プロローグもテンプレの悪役令嬢からではなくて、ゲーム原案に出したプロローグが気に入っているので、そちらをカクヨム用に書き直すか考え中です。


 以下、ゲーム原案に出したプロローグ

 結末が違うので、書き直さないとならないですが、テンポが気に入っている。

 学園編の前の出来事。


 *「ラキシス様。魔王討伐に行くのなら一人で行ってもらっていいですか?」

 目の前には二人の美少女が並んでいた。

 一人はピンクの髪に認識疎外の眼鏡をかけているが、アリエル嬢だろう。白いうなじがを隠せていない。もう一人は派手な胸まわりの聖女候補で皇太子の幼馴染、マリアンヌ嬢だ。


「俺は魔王討伐に行く予定はないけど」

「じゃあ何で学院に入学するんですか?」

「魔法と剣の腕を磨くためだ」

「しらばっくれなくていいです。もうわかってますから」

 腕組みをして、ズイっと間を詰めてくるマリアンヌ嬢はなぜか抗戦的だ。


「わかってるって何を?」

 これからの計画がバレているのかも、と不安になったが、まさか俺がこの世界から魔法を無くそうとしてるなんて気づくはずないよな。



「ラキシス様って、転生者ですよね」

「……」

「7歳ですでに奴隷じゃないという話を聞いた時からそうじゃないかと思ってたんですよ私達」

「ね」とマリアンヌ嬢がアリエル嬢にかわいく同意を求める。



 妙に尊いものを見せてもらったような気がして、感動してしまう。

 この際、どちらがヒロインでどちらが悪役令嬢とか関係ない。

 可愛いは正義だって誰か言ってたけど、まったくその通り。



「勇者になってもならなくてもいいですが、私達には構わないでください。特にアリエルには1メートル以内に近づかないで」

「は?」

 アリエル嬢に避けられてるのは知ってるけど、なんでそんなことを会ったばかりの令嬢に言われなくちゃならないんだ?

 スマホがない現状、楽しみといったら可愛いをでるしかないのに。


「それと、私は聖女にはならないので、他言無用で」

「ちょっと待て、さっきから一方的すぎじゃないか」


「「……」」

「もしかして、あなたシナリオを知らないの?」

 マリアンヌ様の言葉にようやっと、目の前の二人がシナリオの話をしているのだと気が付く。


「私には推しが別にいるから皇太子となんか結婚したくないし、アリエルとあなたが結婚したら闇落ち腹ボテだから」

 え!?


「闇落ち腹ボテ?」

 あまりの衝撃の言葉に、呆然と繰り返してしまう。

 闇落ちは困るけど、腹ボテはハッピーエンドでは?

 思わずアリエル嬢に視線をやると、みるみる顔が赤く染まっていく。


「とにかくシナリオ回避に協力してください」

 涙目でちょっと上目遣いに俺にすごむ。

 いや、すごんだ顔もかわいいけどね。でも、俺とはそんなに無しなんか?


「確認だけど、俺にはどんなエンドが待ってるんだ?」

 2人には俺はゲームの序盤しかプレイしていないことを話した。



 今後は学園編に入ります。

 まだプロット作成中。

 学園編ですが、ラキシスを捨てた王家と魔術師マギをぎゃふんと言わせて、魔王討伐がメイン。

 魔王は、実はそんなに悪い人ではなくて、一方的に王家がちょっかいを掛けていた。






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