第37話 昨日で1年です。
連日の猛暑で溶けそうです。
札幌は21年ぶりの猛暑日だったとか。
例年の平均気温は26度くらいなので、結構辛いです。
本州の方からすると、何を言っているんだよと思うかもしれませんが、北海道の夏なんてほんの数日我慢すれば過ぎ去るという感覚です。まあ、30度超える日が4日もあれば「今年の夏は暑いね」と話題になるくらい。
しかも、昼間30度あっても夜が20度というのが普通です。
それなのに、今年は夜まで暑い。まだ7月だというのにこの暑さ……。
先が長い分心が折れます。
というわけで、このところ全く書けていません。
しかし!
カクヨムに登録して昨日で1年になりました。(暑くて忘れていた)
去年の今頃は書き始めたのが、5月くらいでしっかりストックいっぱいためて「毎日最新するぞー」と張り切っていた時期ですね。(遠い目……)
私が小説を書き始めたきっかけは、人生にひとくぎりついたな。と感じたからです。
それまでは子供のこととか、親のこと仕事のこと、正直自分優先というより家族優先の人生だったといっても過言じゃないくらい。
もちろんそれが不幸だったことはなく、山あり谷ありと楽しい時間でした。
まあ、誰かのためという自覚もありませんでした。
結果的に私は私だけの楽しみを優先していなかっただけです。諦めていたというのとは違います。子育てした時間は私の宝物ですから。
だって、母親ってそういうものかと自然に思っていたし、それが嫌じゃなかったですから。だから誰にも文句はありませんよ。
ただ、ふと気づいただけです。
立ち止まり。
一つ肩の荷が下りたと思いました。
寂しいとかもありましたが、それ以上に信じることができたんですよ。
大丈夫って。
それで、何かやりたいかなぁ。と考えて私の妄想好きをきちんと文字にして残してみようと思ったんです。
小さい時から、寝る前や暇なとき、大好きな漫画や小説の続きを考えたりと妄想していました。
寝る時妹に妄想のお話を聞かせていたことはあるんですが、高校生の時、少し書いて友人に見せたところ一笑され、それきり文にしたことはありませんでした。
書くことは止めても妄想を辞めることはできず、隙間時間に妄想してました。
ですから、文章を書くのは何十年ぶりです。
もう、ほぼ初めてですね。
きちんと書くと、妄想は妄想でしかなかったことがわかりました。
好きなシーンだけ考える。前後なし。
プロットも登場人物も背景もなし。
まったく、完結できる気がしませんでした。
それでも、一から作っていくのは楽しかったです。
途中、ネット小説の書き方を分かっていなくて沢山辛口もらったりもしましたが、辛口コメントくれる人は少なくとも読んでくれた人であり、感謝しました。
一番こたえるのが、誰にも読まれないこと。
私って、こんなに構ってっちゃんだったのか?
認証欲求が強いという人もいるけれど、まあ、人間ですからね。
でも、2年目になるとやっぱりこのままではいけない。
1年目は行き当たりばったりで言い訳できますが、いつまでもその言い訳は通じないですよね。もういい年だし。
というわけでまずは、1年目どのくらい書いたかまとめてみた。
長編6作 519,470字 そのうち完結1作。
短編10作 30047字
エッセイ他4作 35209字
トータル 584726字
うーん、思ったより少ない。
一日平均1601字。
もうちょっと書いているような気がしたけれど、案外少ない。
でも、もっとも反省すべき点は長編を完結させてないこと。
実は、5話くらいまで書いてある長編予定が8作ある。メモ程度でプロットみたいなものだけど、これ以上完結していない長編を増やさないために取り合えず、しばらくは続きを書かない予定です。
読み専の時は、次から次へと新しいお話を公開してちっとも完結しない作者を「何だよこいつ」と心中で罵っていましたが、今はひたすら読者の皆様に謝りたい。
正直一度つまん治病にかかると、再開するのはとてつもなくいいアイデアが浮かばないと気力が起きない。
たいていは最後どうするか決めて書いているので、私の中である程度書くと満足してしまう感が否めない。
そして、それとは別に私には昔から悪い癖がある。
「お話が終わってほしくない」と思う感情です。
最終回を待ち望んで読んでるはずなのに、終わると寂しくてもっともっと続きを読みたいと願ってしまう。
例えば、「鬼滅」
娘が漫画を買っていたので私ももれなく読んでいました。
しかしある時、「鬼滅」最終回というニュースを見る。
みんながっかりしている中、もれなく私も悲しみにくれました。
いや、それほどファンというわけじゃないんですよ。
読んでいる漫画が終わってしまうというのが悲しくて、それでそのニュースを見た19巻辺りから読んでいません。もちろん家には娘が買った最終巻まであります。なので、最終回どうなったか私はまだ知りません。
でも、私の中ではまだ「鬼滅」は終わった漫画ではなく、まだ読んでいない本として、本棚に収まっていることに満足感があるんです。
こんな感じの漫画や小説が家には結構あって、いつか私に読まれるのを待っていてくれます。
ごめんなさい、自分でも書いていて意味不明です。
2年目は何とか、この未完作を完結させたい。
あとは、思い付きで書かない。
きちんとプロットを作って、人物を練りこむ。
誰がしゃべっているのか会話文だけで理解してもらえるようなキャラ作りをする。
描写を頑張る。
あとはおいおい。
本当はもっといろいろ書きたいことがあったんですが、もう今日は暑くて駄目。
皆様には、色々わからないことだらけの私を気にかけていただき、感謝です。
できればこの先、どしどし駄目出しが欲しいです。
それと、同時に励ましのお言葉もあると、嬉しいです。
2年目もよろしくお願いします。
彩理
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