story.13 死亡者1名
その後、皆必死に戦うが
軽傷者 1名
重体 1名
死亡 1名
という結果となる。
「これは、まずいな。呪いが形をなしている。すぐに取り掛かかろう!」
それぞれが準備を始めた。
元の姿に戻っていった。
呪いが喋り始めた。その声は、とても
現代で言うデスボイスのような声で喋っている感じである。
呪い
「ゴゴガラデデイゲェェェェェ!」
呪いは目を赤く光らせながら青竜たちを
「皆、気を引き
青竜の一言で周りには青竜と白虎、僧正坊の術が行使されていた。
『いろは術・
「今、
いろは術:月華の使う術のこと。月華の一族、空狐の中でも力の強いもの使うことのできる術である。術は多数存在している。種類も豊富。
月光:月の光のように対象を
「綺麗…」
「そうやろ?」(ニコっと笑った)
それから、戦いは激化していった。
青竜は右腕を呪いに
白虎も右目を切られてしまっていた。
呪い
「ハァ…ハァ…オマエラ、ナゼアギラメナイ!!!!」
「それは、お主がわかっていることじゃ!わしの可愛い子供たちを苦しめおって!お主の
核:呪いには核が存在していて、核はモノによって形と場所が変わる。呪い自体が体内に宿し守っていることもある。呪いが
「わしが移動を止める!その一瞬をつけ!青竜!」
「承知じゃ!」
『
白虎が
「いまだ!!!!!!!!」
「わかっとる!これで、最後じゃ!!!!」
青竜が自分の手で核を撃ち抜いた、が…
遠くから見ていた月華が
「青竜様っ!!…お嬢はん、覚悟しといたほうがええで。青竜様…多分やけど、相打ちや。」
月華は
その言葉を聞き零蘭は…
「う…そ……おじいちゃん!!!!!!!」
月華の結界の中から泣き
そんな姿を見て、月華が零蘭を抱きしめた。
「今回の呪いは
「おじぃちゃん!やだよぉ!!!!」
零蘭は泣きながら、青竜に近づこうとした。
「まだダメだ!!!!」(泣いていた。)
数十秒後…
「もう大丈夫だ。」
白虎が青竜のそばにいた。
青竜は呪いにより体の半分以上は使えない。
最後の相討ちで、腹に大きな穴を開けられてしまっていた。
綺麗になった滝の横で、寝かせられていた。
零蘭が駆け寄り。
「おじいちゃん!」(泣きじゃくっている。)
青竜を抱きしめながら…
青竜が…
「れい、ちゃん…泣かないでおくれ…わしは…もう、だめじゃ……わしが死んだ、あと……む、す、こが…青竜…になる…れいちゃんはあっている…はずじゃ…。わしの
だんだんと顔色が悪くなっていき、声も小さくなっていった。
「わかっておる!作る!」
「頼む、な。れいちゃん、や、さい、ごに、あえてよかった。」(すごく良い笑顔)
青竜にしがみつきながら
「やだ!…やだやだやだやだやだ!!おじいちゃん!!!!!!」
青竜が死亡した。
死亡した瞬間、どこからともなく青い短髪で、吸い込まれるような白い目、そして青い綺麗な着物をきた青年が現れた。
青年
「お亡くなりになられましたか。れいちゃん、お久しぶりですね。大きくなられましたね。」
「…あっ」(抜け殻のようになってしまっていた。)
「あぁ、青竜のところの息子か。零蘭を頼む。月華、頼むぞ。」
「わかっとります。白虎様もはよ治療を受けてください。」
月華が零蘭を抱き上げた。
「息子呼ぶか。」
数秒後
白虎(息子)
「親父、なんだよ。…って!おい!大丈夫かよ!早く帰るぞ!」
「その青竜の死骸を持って帰れ。遺言を聞いてやらねばなるまい。零蘭、出来上がり次第持っていくから待っておるのだ。」
白虎(息子)
「わかった。じゃぁな!ちびっこ!元気出せよ!青竜の叔父上も
(零蘭の頭を
白虎家族が帰り…
青竜(息子)
「れいちゃん、陰陽局に向かいます。大丈夫です、父上はれいちゃんに最後を看取ってもらえて嬉しかったと思いますよ。」(悲しそうに笑った。)
「私が…病気にならなければ…」(泣いていた)
青竜(息子)
「病気は致し方ありませんから。れいちゃんのせいではないんですよ。それにしても、本当に大きくなられた。」
「いつ
青竜(息子)
「私はここの守護者の水龍とはよく話いておりました。守護地によく遊びにいらしていたので…美奈様に代わり面倒を見ていたこともございました。水龍とともに。私が青竜の息子であることは黙っておりましたが…」
「そうなんや。あ、寝てもうた。」
零蘭は泣き疲れて眠ってしまった。
青竜(息子)
「まずは、屋敷に向かいます。兄弟たちに伝えなくてはなりませんので。名乗っていませんでしたね、私は長男ですので
青竜の息子(長男)は以後「青帝」と表記します。
「そうなんやね。」
青竜の家に来ていた。
「全員集まりなさい。」
そこに青帝と瓜二つの男と女がきた。
男の方は後ろで綺麗に1本に
女性はハーフアップでお団子をし
「月華さん、こっちが次男の
「わざわざご紹介ありがとさん。月華って言います。寝ているのはうちの契約者のお嬢はん。青竜様かられいちゃん呼ばれてる子です。」
「あら、そうでしたの。よく父から話を聞いておりますわ。ふふ、愛らしいお方ですわね。お洋服に血がついておりますのね、お着替えご用意いたしますわ。」
「東帝、待ちなさい。報告があります。父上がお亡くなりになられました。水龍の守護地に
「父上が亡くなった!?」
「そうでしたか。お嬢様にはお辛いことだったでしょう。ついにお父様もお亡くなりになられたのですね。」
「兄上!しっかり説明を!」
「白虎様も
登場人物紹介
呼び名:青竜
年齢:3000年ぐらい
性別:男
霊力値:測定不能
種族:青竜家
種族階級:
術派:なし
契約者:なし
零蘭と会った日:8月30日(12歳)
その他:
青竜家の当主である。
しばらくの
青竜家の分家である龍の一族から妻を
2人目の妻との間に
5人目の妻との間に
最後の妻である6人目の妻との間に、
名前は代々決まっている。
最初の一文字は決まっている。
これは、
だが、あまり
500年に1人生まれるか生まれないかである。
呼び名:白虎
年齢:3000年ぐらい
性別:男
霊力値:測定不能
種族:白虎家
種族階級:四獣 白虎家当主
術派:なし
契約者:なし
零蘭と会った日:8月30日
その他:
白虎家の当主である。
白虎家の分家である
後継を作ってきた。
4人目の妻との間に白帝が生まれた。
最後の妻である7人目の妻との間に、
名前は代々決まっている。
最初の一文字は決まっている。
これは永遠に決まっている。
だが、あまり四獣の子供は生まれない。
500年に1人生まれるか生まれないかである。
story.14に続く
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