story.09 神楽坂美奈
「わかった。では、
血の契約書
血の契約書とは
契約書の内容は契約主が決めることができる。
今回のような、会話の内容を
契約を
「血の契約書か…それが、
「わかったのじゃ。では、皆、自身の血で
縢匁は部屋から退出していった。
十二天将の全員が指印をした。
東雲葵太陰は契約書に手を置いて
『契約開始』
「まずは、美奈についてじゃの。4歳で陰陽局に引き取られたんじゃ。16歳で特別養成学校を卒業。まぁ、
特別養成学校は18歳までは
「美奈は語学が
「それのどこが問題なんだ?」
「恋仲になった男が問題なのじゃ。悪魔の王ルシファーじゃ…別名サタンじゃな。問題であろう。18で
「でも、
「そうじゃな。霊力はそこまで
魔力とは、悪魔や天使、妖精が使う力のこと。
「美奈が24の時、
説明しよう!
精霊六大王とは、
火の精霊 サラマンドラ(女)
水の精霊 ウンディーネ(男)
風の精霊 シルフィード(男)
地の精霊 グノメ(女)
光の精霊 フォテス・イグニ(男)
闇の精霊 サザマ・ルナサ(女)
強大な力を持つが、異界の奥に居るとされ、六大王は呼び出すことができない。
ごく
属性を持つ者は、いずれかの精霊の血を
「水王か…水の精霊はほぼ女性ではなかったか?」
「美奈から聞いた話じゃが、水の精霊は女性が多いため男性が代々水王を務めているらしいのじゃ。
「天使なら、魔力が多いのではないのか?」
「魔力の方は測定しておらんのじゃ。美奈の血を濃く受け継ぎミカエルの血もあるのじゃ魔力か霊力のどちらかに
「ですから、ゼロちゃんは霊力に偏ったということですの?」
「あぁ、そうゆうことじゃ。」
「今のお話で納得できますわ。規格外の霊力保持者の理由が知れてよかったですわ。」
「そうですね。」
「そうゆうことじゃ。この話は共有しておらんとまずいからの。美奈についても、もう少し話しておくかの。美奈…陰陽師時代は
「あぁ、陰陽師は亡くなった後は本名で呼ぶことが決まりだからな。美波はる…聞き覚えがあるな。大物の大妖怪を
「そうじゃな。美奈は9割の任務が外国であったからのぉ。日本でもあまり知られておらん。年に数回程度しか任務につかなかったからのぉ。任務の危険性から給料は良かったようじゃし…。」
「そうだな。そのレベルの任務だと一回で数百万だろう。」
「あぁ、それは、年に数回で足りるな。母親としても色々したかったのだろ。」
「美奈の眷属はまず、
「そうですね。」
「これで、話すことはないかの。ここで話したことはゼロは全く知らないと頭に入れておいて欲しいのじゃ。では、これで終了とするの。」
『契約終了』
「これで、大丈夫じゃろ。では、血の契約書を作成したことを忘れないようにな。」
「では、他の報告を始める。」
各々が自分の行った調査の報告書を話し始めた。
「陰陽師についての知識ですが、4ヶ月ほどですがある程度は
「運動能力のほうだが、相当体力あるぞ。長時間対戦も行けるだろうな。スポーツテストはほぼ全ての
「術の
「眷属召喚の報告だ。
「ゼロちゃんの霊力の質についての報告ですわ。あの子の霊力は少し
妖気:妖怪がだす霊力(または妖力)。妖気は漏れ出している霊力(妖力)であり周りに害を与あたえる霊力(妖力)のことである
悪妖:妖気を出す妖の
「身体的特徴について報告する。特別な目を持っているだろう。相手の霊力値または妖力値をある程度測れる目を持っているみたいだな。」
「
「霊力制御方法について報告するな!
「全ての調査を観察したことを報告します。ゼロちゃんが笑うことは一度もありませんでした。心を閉ざしてしまったと思われます。ですが、妖の話をしている時は霊力がとても安定していました。眷属を作ることを
「そうか。では、今後のゼロの対応について…」
次の日
「おはよう。」
「ゼロ、これからの特別カリキュラムについて連絡する。」
「まず、
「なんで?」
「十二天将様本人たちがそう提案した。」
「青竜のじいちゃんたちが?」
そこにいた十二天将たち
「じいちゃん!?」
説明しよう!
零蘭が
「うん。」
「どうゆうことかの?」
「学校入って、2日目で場所知らなくて色々歩き回ってて、知らない場所行ってそうしたら、なんか知らないおじいさんいて…」
「もしかすると、特別養成学校の
「あぁ、そうそう、そんなこと言ってた。よく知らないけど…。気付いたら、変な
「青竜様のところだな。」
「そこで、まぁ、遊んでたらなんか動物増えてた。で、もふもふしてたらおじいちゃんが呼ばれてるから戻れって」
「ゼロ…規格外だな。想像がつかない。」
「ふふ。美奈に似ておるの。何をするかわからぬあたりが似ておるの。」
「話を戻す。青竜様に会ってもらう。そして、ゼロと合う妖を紹介してもらう。その後、眷属契約の術を考えてもらう。その後は、他の術の練習だ。」
「それ、おじいちゃんからでしょ?それなら、いいよ。」
「いますぐに、移動する。」
その後、零蘭と
青竜の滝に来ていた。
「おぉ、きおったか。久しぶりじゃの。」
「ゼロだからよろしくね。1ヶ月ぶりだね。」
「そうじゃな。ゼロちゃんに合う妖を聞きに来たのかの?」
「そうです。よろしくお願いします。」
「青竜様、お願いします。ゼロ、よく聞いておくのじゃ。」
「ゼロちゃんと合う妖一族は…」
まず、美奈について詳しく書いて行こうと思います!
陰陽師時代の活動名→
大物の大妖怪を眷属にしていた陰陽師
9割の任務が外国であった。日本でもあまり知られていない。
年に数回程度しか任務につかなかった。
眷属は鞍馬山の
美奈には、
4歳で陰陽局特別養成学校入学
16歳、任務に就く。
18歳、サタン(魔王)との間に
24歳、
30歳、天使の王ミカエルとの間に
35歳、任務時に死亡。
ここからは…
新・登場人物紹介!
水王 ウンディーネの子供
美奈の息子。現在、19歳。
令はウンディーネに引き取られそこで、育てられている。
サタン
堕天使ルシファーの悪魔名
ルシファーともサタンとも呼ばれている。
年齢不明、男性。
澪の父親である。
ミカエル
天使の王。
年齢不明、男性。
零蘭の父親である。
ウンディーネ
精霊六大王の1人で、水王である。
年齢不明、男性。令の父親である。
令を引き取り育てている。
精霊六大王について!
霊六大王とは、
火の精霊 サラマンドラ(女)
水の精霊 ウンディーネ(男)
風の精霊 シルフィード(男)
地の精霊 グノメ(女)
光の精霊 フォテス・イグニ(男)
闇の精霊 サザマ・ルナサ(女)
強大な力を持つが、異界の奥に居るとされ、六大王は呼び出すことができない。
ごく
属性を持つ者は、いずれかの精霊の血を
以上で説明は終わりです!
story.10に続く
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