七つの子供の神隠し

威響カケル

七つの子供の神隠し

 十年前、真一が七歳の頃のことだった。

 冬休み入り、田舎の母方の祖母の家で過ごしていた時、白髪頭の祖母は真一と向かい合でコタツに座り、皺くちゃな指で熟れた蜜柑を剥きながら話した。

「この村には、昔、神隠しに遭って、いなくなった子供がおるんじゃよ」

 皮を剥き終えた祖母は、白い筋を丁寧に取り除いてゆく。節だった手が実に器用に動くのを、真一は不思議な気持ちで眺めていた。

 ストーブが赤い火を灯して放熱し、乗せてあったやかんから絶え間ない湯気がシュンシュン吐き出されていた。

 祖母は低い声で話をした。それは疊の上に薄く漂う、重い空気の層と同じ感じに受け取れた。

「この村では神隠しに遭うのは七つの子供と言われとって、昔、神隠しに遭った子も七つじゃったから、だから気になるんじゃよ。真一は今、七つじゃろ?」

「母さん、迷信じゃわ」

 脇で洗濯物を畳んでいた真一の母親が笑いながら口を出す。父親は真一の隣で黙って義母の話を傾聴していた。

「迷信じゃないわ、おらんなったのは本当じゃ。その子は突然、戻って来たけんどな。真一、婆ちゃん家の外には出んようにしなよ。八つになったら、いくらでも外で遊んでええけん。でも、七つは危ない。天狗様にさらわれるかもしれんから」

 白い筋がなくなった蜜柑を、祖母から手渡された真一だが、どうしても食べる気にならなかった。天狗の話が怖ろしかったからだ。

 その年の冬休みは外で過ごさず、祖母の言うように、古めかしい家の中だけで玩具で遊んだ。

 大晦日が終わって年が明け、初詣は両親と祖母と真一の四人で神社に出掛けた。

 未明の境内は灯明やら、松明やらが辺りを明るくしていた。


 耳をろうする新年の太鼓が打ち鳴らされ、大勢の村人達が焚き火をたいて温まりながら、甘酒をふるまったりしている。

 沢山の人とすれ違い、雪がちらちらと舞い落ちる中、真一は指先と耳を冷たくしながら、出店のライトに照らされた品物を熱心に覗き込んだりした。

 賑やかな村の様子に触れて心浮かれながら、祖母の家に戻り、おせちと雑煮を食べた後、真一は貰ったお年玉のぽち袋を畳の上に並べ、何に使おうかと考えていると、祖母が声をかけてきた。話はこの前の続きになった。

「真一、神隠しは天狗様の仕業とされているが、天狗様は他のこともなさるんじゃ、知っとるかな?」

「知らない。天狗様が他に何をするの?」

 真一の心は天狗に対する畏怖と好奇心でない交ぜになった。

「天狗様は、未来の物を持ってくるそうなんじゃ」

「未来の物?」

「ある者が、天狗様から腕時計を貰ったんじゃが、見た事もない不思議な腕時計で、竜頭りゅうずもも巻かないのに、ずっと動くというので皆が怖がった。で、十年以上も経ってから、その時計と同じものが売られるようになったんじゃ。天狗がくれたのは自動巻きという、それまでとは違う、新しい方式の時計だったんじゃよ」

「竜頭って何? いつの話のこと? ちょっと前?」

「竜頭は、昔のバネじ掛けの時計のバネを巻く部分さね。竜頭を巻かないと時計が動かなくなるんじゃが、自動巻というのは、時計を動かしているだけで勝手にバネが巻かれる。それと、この話はな、婆ちゃんが子供の頃、爺さんから聞いたからずっと昔の話なんぞ」

「天狗様はどうして未来の物を持って来て、村人に渡したの?」

「さあて、それは婆ちゃんにも解らんなぁ。今でも考えてはみるけど、やっぱり解らんな。ただ、天狗様は、時々妙な悪戯をなさるのじゃよ。理由は誰にも解らんて」

 祖母はほくほくした笑みを浮かべて、孫の無邪気な反応を楽しんでいるようだった。


 それから十年経った年明けに、天狗の話をしてくれた祖母は死んでしまった。あの寂しい田舎の家で一人きり、予期できない最後だった。

 親戚の無かった家族にとって、唯一の血縁と言ってもいいくらいの大切な存在で、真一の家族は心から悲しんだ。

 十七歳になった真一は祖母の家で葬儀で遺影を持ち、焼き場までの未舗装の道を歩いた。

 真一の母親は祖母の葬儀を終えた途端、体調を崩してしまった。祖母への心残りが母親を苦しめている様子だった。

 その上に運悪く、父親は祖母の葬儀が終わって直ぐ、海外赴任へ一人で行かねばならなくなったのだ。

 家には高校生になった真一と、七つになったばかりの妹と、毎日が酷く辛そうな母親との三人だけになった。

 母親は家事をするのもだるそうだったが、二年生になったばかりの娘の世話を適当に済ませるつもりはなさそうで、無理を続けた。

 真一は母と妹を気遣いながらも、進学校での勉強に熱心に時間を費やしていたが、春が行き、夏が来た頃にとうとう母親が寝付いてしまったのだ。

 長引く体調不良を気になり、嫌がる母親を真一が説得して病院に連れて行った。

 すると、医者は唯事ではないという口ぶりで「今、入院しなければ大変なことになってしまう」と、言い切り、その夜から母親は病室で過ごすことになってしまった。

 その折、「どうしてもっと早く、病院に連れて来れなかったのか」と、真一は医者に責められたが、それでも頭を下げ、治療をお願いするしかなかった。

 自宅に戻り、母親の入院の支度をしながら、父には連絡をしたが、やはり当面戻れそうもないと言う。現場の責任者であり、納期の期日が迫っているというので到底無理だと言うのだ。

 父の稼ぎがなくては家族が成り立たない。真一は「こっちは自分が引き受けるから心配はいらない」と言い、父を安心させた。

 全てが真一の肩に掛かった。何の準備も出来ていないのに、事は突然やって来てしまったのだ。

 次の日から母もいなくなった家で、真一は朝早く起きて朝食を作り、妹を起こして食べさせ、学校の支度をさせて一緒に家を出た。

 学校での授業を終えると、急いで小学校の学童保育に妹を迎えに行って買い物をし、病院に寄って母を見舞い、担当医から病状を聞いた。そして家に戻って家事の全てをこなしてから、母を恋しがって泣く妹をなだめ、寝かしつけてから父に連絡し、宿題と予習をした。

 日々は、そんな風に繰り返された。十七歳の真一には重すぎる負担で、その上、母の病状はあまり芳しくはなかったのだ。

 けれど弱音は吐けない。自分がやらねばどうにもならない。父にも母にも余計な気苦労をさせたくなかった。

 特に病人の母には、安堵した気分で治療に専念して欲しかった。祖母の死を経験して半年しか経っていない。なのに、母にいらぬ心配をさせて、もし母がもっと悪くなったら――― そう思うだけで、真一の胸は詰った。

 不安に押し潰されそうになりながらも、真一は両親に「僕らは大丈夫だから」と、余裕があるふうに演技を続けた。そうするしかなかった。そうでもして強がっていなければ、心が弱りかねなかった。


 幾日か過ぎても母親の容態はあまり変わらず、夏休みに入った。その頃になると妹が笑わなくなった。我が儘になったり、反抗的なったり、赤ん坊のようにぐすったりするようになった。

 どう言って聞かせてもやはり七つだ。父は不在、母は重い病気であり、日々、兄と二人きりの生活であって、心の均衡を保つのが難しいのだろうと真一は妹を不憫に思った。

 彼は夏休みの外出は避け、出来うる限り妹と一緒に過すようにしていた。夏休み前の妹の懇談の日、妹の担任からも「なるだけ一人にしない方がいい」とアドバイスもされていたのだ。

 そのような日々の中、あまりにも暑い猛暑の日。熱中症を気にして真一は妹を家に残して買い物をするために自転車にまたがった。一緒に連れて出るのでは妹がバテると困ると思ったのだ。

「買い物に行ってくるから、留守番しててな。すぐ、戻るから」

 そう、真一が言うと、妹は不満げな顔をしながらも頷いた。

 じっとしていても汗が噴出すくらいの酷暑の日中。真一は陽炎の立つ道路を自転車で飛ばし、急いで買い物に向かう。

 喉がカラカラになるくらい急いで買い物を終えて、玄関の鍵を開いて靴を脱いだ。帰ったことを知らせるために声をかけてみたが返事がない。

 気になって家の中のどの部屋も見回ったが、妹の姿が見当たらないのだ。

 真一は買った物を冷蔵庫に押し込みながら、暑さで鈍くなっていた頭を働かそうと努めた。

 もう一度、くまなく家中を探した。エアコンの効いてない部屋は息が詰まりそうなくらい蒸し暑い。水をがぶ飲みしながら妹が黙って出掛けるはずはないとも思ったが、まさかこんな家の中で、一人でかくれんぼをしたりもしまい。

 やはり出たのだろうか。

 真一は急いで屋外に飛び出した。友達の家に行ったかも知れないと思った。太陽に頭上から焼かれながらも、妹の友達の家を自転車で訪ねて回ったが、どこも来ていないと言う。

 ひょっとして入れ違いに家に戻っているのかと、汗を噴出させながら必死にペダルを漕いだが、家に戻っても妹は帰っていなかった。だったらもしか自分を追ってスーパーに行ったかとも思い、行ってみたが店内のどこにも見付けられなかった。

「どこ行ったんだ?」

 苛立ちと不安が真一を急かせた。こんな日に屋外でうろついていたら熱中症で大変なことになる。ペットポトルの水をあおりながら、可能性がある場所を自転車で走り回った。近所もくまなく見回った。けれども妹は何処にもいないのだ。

「まだ七つのくせに、一人でどこに行くってんだ?」

 暑さのせいだったかも知れないが、不意に真一の心に、昔聞いた祖母の話が浮かび上がった。

 ――― 七つの子供の神隠し ―――

 まさか。いや、そんな馬鹿なことが―――

 自分の想像に疑念を浮かべなが、日が暮れるまで真一は探し回り、必死に自転車を漕いだ。

 例え、どんなに追い詰められていても、警察や他の誰かに知らせるわけにはいかない。そうしたら、どうしたって保護者の母に連絡しようとする者が出るだろう。

 母に負担をかけるわけにはいかない。何があろうと真一だけで解決しなくてはならなかった。


 太陽が地平線に落ちきった頃、妹を探し出せず、真一は泣きたいような気分に陥ったが、その気持ちに必死に抗い、諦めることなく自転車を走らせていた。

 そうしていると突然、ポケットの携帯電話が鳴った。彼が電話に出ると隣町の派出所からで、警察官が迷子の妹を保護していると言う。真一は慌てて自転車の方向を変え、隣町まで急いだ。

 妹を家に連れ戻し、安心させて夕飯を食べさせ、落ち着かせて眠らせるまでかなりの時間を要した。どこも体調は悪くなさそうだったのだが、妹は実に不思議な話をしたのだ。

 自分は天狗に窓からさらわれて、隣町の神社まで運ばれ、一緒に遊んでいたのだという。

 実際、妹がうろついていたのも神社の近くだったらしく、迷子だと気付いた親切な婦人に助けられ、派出所まで連れて行ってもらったらしい。

 まさか、自分が夢中で妹を探している時、頭をよぎった想像が妹の口からも発せられるとは―――

 ひょっとして兄弟の以心伝心というやつなのか?

 真一は妹の話をどう受け取ったら良いのかを悩まずにはいられなかったが、到底、真相には辿り着けない。作り話かどうかも解らない。

 もしや寂しさが妹の心を壊しかけたのかと懸念もできるが、当の妹が夢の中のようだったとしか言わないのだから仕方ない。

 ただ、ちっとも怖くはなく、天狗との遊びは楽しかった、と話していた。

 考えた末、真一は妹に「この話は二人だけの秘密にしよう」と指切りをした。天狗にさらわれたなど誰も信じなかろうし、誰かに話して、妹がいじめたりしたら可哀相だと思ったのだ。


 それから半月が過ぎ、母の容態がまずまずとなり、今後の経過を見ながらの退院となった。父も一時的に戻って来れることになった。

 そうして無事、五日後に父と妹との四人で母親の退院を祝えた。

 家には家族が揃った。真一は安堵の気持ちになったが、誰にもそれを告げなかった。

 今までのことも「なんでもないくらいだった」と強がりを通した。

 自宅に戻った母がずっと笑顔で、妹が両親にべったり甘えて、父が嬉しそうだった。それだけで十分だった。


 その夜、真一は自分の部屋に戻り、今後のことを考えた。母の病のこれからのこと、父の仕事のこれからのこと、妹の傷付いているだろう心のこと。先の見えない不安はこれからも付きまとう気がした。

 今後、母親の身体が良くなるか、悪くなるかも見当が付かない。医者は「くれぐれも油断は禁物」と繰り返していた。

 その言葉を思い出すだけで、未来がとてつもなく怖ろしかった。ひよっとしたら母の未来は残り少ないのだろうか?

 真一が眉を歪め、深い溜息を吐いた時だ。部屋の窓がガタガタと音を立て始めたのである。

 強い風で窓が鳴ったかと思ったが、音は次第に大きくなり、しまいにはガラス自体をビリビリ震わせてきた。

 驚いた真一はガラス窓を注視していた。すると、どういう訳だか閉められていた窓が勝手にガラガラと開口していったのだ。

 突然のことに真一は椅子から跳ねて退くと、心臓を早く鼓動させながらも固唾を呑んで窓の外の暗闇を凝視した。

 誰が、どんな理由で、深夜の二階の窓を外から開けるというのか?

 頭を混乱させていると、闇の中から部屋へ向かって生温い風が吹き込んたかと思った瞬間、もしや天狗? と、いうべき風体の者が、するりとなめらかに部屋の中に入り込んで来た。

 驚きが極まって真一は身を硬くした。

 当惑しつつもよくよく見ればまさに想像絵などで描かれている赤ら顔。そして長い鼻、山伏の装束を身に付けて一本歯の高下駄を履き、背には翼があり、手には葉団扇が握られており、大きな図体をしている。

 その、紛れもなかろう天狗が真一の前に大きく立ちはだかった。

 真一は身動きができなくなった。見上げた相手は暴れるようなこともなく、じっと彼を見下ろしている。

 ほんの数秒、お互いで視線を交わし合い、お互いが動かなかった。どう見ても人を超えた存在、本物の天狗に違いなかった。

 そうしているうちに天狗は巨大な肩から振り出すように右手を伸ばし、一つの紙のような物を差し出した。何者も邪魔立てできないような、堂々とした迷いのない動きだった。

 立派な鼻を向けながら、天狗は大きな顎をしゃくり、真一の胸元に向かって紙を突き出し、それを真一に受け取らせてしまったのだ。

 紙を取ったことに満足したのか、天狗は大きく頷いてから、葉団扇を軽く振って緩い風の渦を起こした。背中の羽をはためかせて、身をふわりと浮かせると、窓の外に吸い出されるかのように飛び出してしまったのである。

 時間にすれば一分足らずの出来事で、真一は天狗を追うように窓枠に近寄って外を眺めたが、天狗の姿はすでに暗闇に溶け込んででもしまったのか、彼の目にはもう見えなかった。

 暫し、呆然と固まっていたが、自分が受け取ったのが紙切れではなく、白い封筒だと気付いた。

 彼は明かりの下に行き、宛名の場所に、自分の名の書かれた封筒の中身を慎重に引き出した。

 内容はこうである。


 真一へ

 よく、ここまで頑張ったな、お前は本当に立派だった。偉かったぞ。今になっても感心に思うくらいだ。

 真一、お前はいつでも泣いていいし、愚痴をこぼしてもいいんだぞ。けれど、意地っ張りなお前のことだから、きっと人前では無理だろう。

 だったら好きなだけ、一人きりの時に泣いたらいいさ。

 きっとこの手紙を読んで、お前は僕が誰か知りたくなったろうな。

 教えてやるよ。僕は二十年後のお前だ。三十七歳の真一だよ。

 天狗に頼んで、過去へ、たった一度きりの手紙を運んでもらったんだ。

 天狗にはそれが出来るのをお前は知っているだろう?

 あの日、家から妹を連れ出したのを後悔していたようだ。一人、寂しそうにしていたので、遊んでやるつもりになったらしい。

 お前の二十年後の未来、僕の子供が七つになって、家の庭先で遊んでいたら天狗がやって来たんだそうだ。

 天狗は過去のお詫びのつもりで、心配させた僕とお前に何か一つしてやりたい、そう伝言されたと娘が言うので、手紙を過去に運んでもらうことにした。

 たった一度だけの手紙だから、大切なことを書くからな。

 母さんの病気はちゃんと完治するし、父さんは仕事を完璧に終えて本社の日本に戻ってくるし、妹は心が強くて優しい女性になる。今でも皆、元気そのものだ。

 ただ、人生には大変なこともある。良いことばかりじゃない。

 だから、今からもっと自分を高めて、何があっても解決できるような優れた男になってくれ。お前ならやれるさ、僕がその証拠だからな。

 最後に、この二ヶ月程、お前がしてきたことを僕は心から誇りに思うよ。

 良い意味で、お前は僕の最大のライバルだ。未来の自分に負けるなよ。僕も過去の自分に負けないように生きていくから。

 じゃあ元気でな、十七歳の真一へ。

 二十年後の真一より。


 手紙を読み終え、真一は身体を震わせながらぽろぽろ涙をこぼした。

 自分の字に間違いなかったし、母が良くなるというのが知れて、心底、ほっとできたからだ。一番、気掛かりだった母の今後を知らせてくれたのがひたすら有り難かった。

「他にも、もっといろいろ書けばいいじゃないか、将来の自分がどうなっているとか……」

 そう呟いてはみたが、未来の自分はきっと、今の自分のためを思って書かなかったのだと思った。

「自分の未来は自分で確かめなきゃな駄目なんだよな」

 真一は涙を拭い、嬉しそうに笑った。

「嘘じゃなかったんだな……」

 妹の話が本当だったことが解り、妹のことをいっそういとおしく思ったし、昔、天狗の話をしてくれた優しい祖母の顔も思い出せて「ありがとう」とも呟いた。

 そうして真一は、もう一度手紙を眺め、未来から過去に手紙を運んでくれた天狗に心から感謝の気持ちを込めて、長い祈りを捧げたのだ。  (終)

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