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「【
光の糸と繋がり、立ち上がった
「おぉぉ?なんだぁ?それはぁ?…」
「いくよ…ミハエルっ」
ミハエルがブレングスに速攻!
「おいおぃ!なんだそりゃぁ!」
不意を突かれ、態勢を崩しながらもミハエルの攻撃を躱すブレングス。
いいぞ…ミハエルの速さならブレングスを追える!
「ああぁぁぁ!鬱陶しいぃなあぁぁ!!!」
ブレングスがミハエルの攻撃を躱しながら、ノノに向けて2本の矢を放つ!
「ま…そう来るよな」
俺は即座にノノのカバーに入り、矢を打ち払う。
ノノの【
「さあ…今度はお前が逃げ回る番だ、ブレングス」
「くっそがあぁぁ!しつけぇなあぁぁぁああ!!」
逃げ回るブレングス。時折矢を放ってくるが、体勢を崩しながらの単発的な攻撃を防ぐのは容易い。さあ、どうする?
「ちっ……」
舌打ちをつきながら後方へ大きく跳び退くブレングス。
「…あぁ?」
ブレングスを追っていたミハエルが動きを止める。
「なんだぁ?…」
【
だが、今ブレングスがいるのはその範囲の外…ノノ自身が動けばブレングスを追えなくもないが…。
「あぁ…もしかしてぇ!」
ブレングスが矢を放ちながら接近!
俺は矢を打ち払い、ノノは再びブレングスが間合いに入ってきたところで攻撃を再開!
「やっぱりそうかぁぁぁ!!お前が人形を操れるのはその範囲かぁぁ!!」
バレた!…
「だったらぁ…お前の人形が届かないところから撃ちまくるだけだぁ!!」
再びブレングスが
「…今だ!ノノ!!」
「あぁ!?」
最初から俺達の狙いはお前じゃねえよブレングス!
ブレングスを追っていたミハエルが急遽方向転換!
マイルと打ち合っているガザックへ突撃する!!
「【
「なっ!!」
ガザックに高速の切り裂き攻撃を叩きこむ!!
「ぐああぁぁっ!!」
仰向けに飛ばされるように倒れ込むガザック。
HPを半分近く削り取った!!
マイル一人では無理でも、マイルとノノの挟撃でガザックを叩ければ…
「…おい、ブレン」
ガザックが起き上がる。額に血管が浮き上がり、怒りをそのまま貼り付けたような表情…
「遊びは…終わりだあぁぁああ!!」
「あいよおぉ!!」
来る!…
「【
ガザックが何かしらのスキルを発動!
ガザックの身体が赤黒いオーラを発し始める。
始まった…
ここまでガザックとブレングスはスキルらしいスキルを使っていない…奴らの本気…ここからが本番だ!…
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