この度は『ラストに余韻がある作品』の企画にご参加いただきありがとうございます。
『相手の為に自分の手を汚す』少しその事に酔いすぎてしまったのかなと思いました。どんどん気持ちがエスカレートして、極端な行動に至ってしまったのかなと。本当に相手のためを思って行動することって難しいですね。
考えさせられる作品を読ませていただきありがとうございました。
作者からの返信
一度そうだと信じ込んでしまう。そうすると、自分の気持ちですら見えなくなってしまう事もありますから、本当に難しいですね。
こちらこそ、お読み下さりありがとうございました。
冬月さん、サイコパスの心理ですよね。
これに良く似た呪いがあります。
「あなたの為なのよ」という心理。
よく親が子に使います。
勉強しろ、あれをしろ、これをするな、あの子は友達にしちゃいけない、これを食べろ、みんなみんなお前の為に言っているのになんで分かってくれないんだ!
判断基準の押し付けを善行だと思い込んでいるんです。
「誰かの為」って行動原理は本当に怖いなあと改めて思いました。
面白かったです。
作者からの返信
人は自分の行いが正しいと思った時最も残虐になれる。とはよく言ったもので、彼女はあくまで自分の行いを正しいと思っているのです。
そして正しい行いは仰る通り「誰かの為」という強い気持ちがあったからこそ、より残虐な選択を取ってしまっていたのでしょうね。
面白いと言って頂けて嬉しい限りです。
この度はお読み下さりありがとうございました。
夜葉@佳作受賞さま、はじめまして。「どんでん返しの里」へのご寄稿、ありがとうございました。
最初からしばらくは、若者の自殺をめぐるストーリーに抵抗があったのですが、途中で突然ミステリー展開になり驚きました。まさにどんでん返しです。自殺云々ではないエンターテインメントだったことで、かえって楽しませて頂くことができました。
ただ、どんでん返しはとても良かったのですが、同じ屋上で何人もの生徒が次々に命を失うという設定に現実味がなくて少し気になりました。生徒がひとり死んだだけでも、実際には大問題になりますし、二人も続けて死んだら管理責任のずさんさを烈しく問われるでしょう。
作者からの返信
お読み下さりありがとうございます。
楽しんで頂けたようで何よりです。
指摘された部分は確かにその通りですね。屋上=死というホラーチックな演出と集団心理の意表を突き、どんでん返しを強めるためあえて同じ場所にしていますが、現実的に考えるなら場所は散らした方が計画性があるでしょう。
ありがとうございます、ふたりが屋上にいたのは偶然ではなかったということですね。そう思うと、踊らされている主人公はちょっと悔しいでしょうね。
途方もない絶望。
全く救いのない展開。
それなのに、出番もほとんどないはずのあかりの言葉が、微かに、儚い希望を残してくれる。
その儚い希望が、本編と相まってとても美しく見えました。
素晴らしい小説をありがとうございます。
Twitterの方から企画に参加していただいたため、読ませていただきました。
文章はスムーズに進んでいくため、非常に読みやすくなっており重苦しい雰囲気ながらも読みにくさを感じさせないのは見事だなと感じさせられました。
少し気になったことといえば、
文章やストーリーの構造があまりにも単純になってしまっていることでしょうか。
例えば、
ここ最近、自殺者が急増していることに対して主人公が集団心理ではないか?と思っていますが読者にもそう思い込ませるためにそれの発端となった主人公の見解や、集団心理についての何らかのエピソード(Wikipediaなどで探せば集団心理による大量自殺の一例などはすぐにヒットすると思います)を挿入することでよりリアリティと真拍性を持って読者にそうだと信じ込ませることができる気がします。
そうすれば、終盤のどんでん返しに驚いてくれる読者も多くなるのではないでしょうか?
企画にご参加ありがとうございます。
次々に死んでいく、不可解さに引き込まれました。
あかりの親友に同情しかけて、その心の歪さを知ってゾクリとしてしまいました。
最後はむなしさと、私も彼女の言葉を信じたい気持ちを抱きました(・v・)
この度は自主企画『どんでん返る短編あつめ。』に参加していただきありがとうございます。
人が人を大切に思う心が、度を越すとそれが凶器に変貌してしまう、非常に恐ろしかったです。
「生きていれば良いことがある」という彼女の言葉が繋ぎ止めた命を、主人公達がどのように全うするのか、彼らの将来を思わずにはいられなくなりました。
まさしく、ぐた。
この度は企画にご応募いただきありがとうございます。
思いが強すぎた故に……。方法は間違っていたけど、冬月さんはあかりちゃんに恩返しがしたかったのですね、きっと。
拝読いたしました。
冬月さんの狂気のような歪な愛情……せなかがぞくりとしました。
タイトルから心霊的なものを想像していましたが、全然違う展開になるとは思ってもいませんでした。
とても面白かったです。
強すぎる望み故に歪んでしまう。哀しくて恐ろしい物語でした。冬月さんのような人は、割と現実にいるような気がします。
辛い物語ですね。
でもとても登場人物達の心理が良く伝わって来ました。
冬月さんの異常に見えてでも一歩間違えれば誰でもこうなるかもしれないという危うさに惹き込まれました。
幸せになる権利まで奪う…凄く印象的な言葉でした。
Twitterから参りました。てっきり、心霊ホラー的な展開かなと思っていたのでしたが全然違う……というか、こちらの方がよりひやっとする落ちになっていましたね。結局、一番怖いのは人の心の中にじわっと巣くっている、なにも見えなくなるほどの「欲」なのかもしれません。表面だけでは分からない、ひとの陰部の深さを知った思いです。
ただ、この物語に関しては過去のやり取りが清涼剤になっていて、そこまで重い感じにならなかったのは良かったです。青春ものとしても読める明るい終わりで、怖がりの私としては正直ほっとしました。これから「彼」と「彼女」がどうなるのかと、想像してみるのも楽しいですね。
これからも頑張ってください。
作者からの返信
お読み下さりありがとうございました。
仰る通りホラー風に見せて一番怖いのは人間、といったメッセージ性を込めております。
読み手によって感じ方も終わり方も変わる書き方をしております。
ほっとして頂けたなら何よりです。
応援のお言葉嬉しい限りです。
改めてありがとうございました。
自主企画「短編小説募集」への参加、ありがとうございます。
おもしろかったです。
何かをしようとしすぎて、望んでいたこととまるで違う結果になる、なんてことはよくありますが、こんなに壮大で、残酷な話は聞いたことがありません。
改めて周囲の物事をよく考え直させられた作品でした。
今後も是非、素晴らしい作品をお創りください!!
作者からの返信
お読み下さりありがとうございます。
強過ぎる望みがどこかで狂ってしまって、だんだんと歪んでいく様子を上手く描けたのかなと思います。
何かを考えるきっかけになれたなら作者冥利に尽きます。
改めて応援のお言葉感謝です。興味がありましたら他の作品もお読み頂ければ幸いです。
最後まで読ませて頂きました( *・ㅅ・)*_ _))
走馬灯辺りからの展開が個人的に好きです。
サイコパスなところが指摘されて「……あれ、おかしいな。私あかりを殺しちゃってる」というのがちょっと切なかったです(´;ω;`)
大切だったのに。
企画のファンアートを贈らせて頂きましたので、こちらにて確認をお願いします。
近況ノート
https://kakuyomu.jp/users/honran05/news/16817330665247170010