第23話 聖なる夜は2人で…④

ずっとこの日を待ち望んでいた。


どうしても今日、この気持ちを伝えたかった。


心臓がバクバクしている。自分でもこんなに緊張するなんて考えてもいなかった。


(せっかく今日は2人きりのデートだ。楽しめ!玲!)


なんとか自分に言い聞かせて平静を保つ。


隣に立つこの人のことが好き過ぎてたまらない。下から見ていた時も、今のアングルも可愛くて堪らない。


全部全部 俺のモノにしたい。


そんな欲ばかりが暴走する。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る