主人公でエルフ国の姫・メルツェーデス(メリー)は、自由を求め、国を飛び出してしまう。
その旅先で、彼女は偶然、推しで幼馴染の騎士・アンドレアス(アンドレ)と再会を果たす。
二人は生活のため――もとい、二人の未来のために、今までに踏破した者がいないという『不帰の迷宮』と呼ばれるダンジョンへ潜ることになる。
だが、メリーには、ダンジョンのモンスターを倒すよりも、彼の名前を呼び捨てにすることの方が難しいようで……。
一方、アンドレも「アンドレがいるから、私は大丈夫なんだ」と無邪気なメリーの言葉に翻弄される。
果たして、こんな二人が無事にダンジョンを踏破することが出来るのか⁉
そして、気になる恋の行方は――