私はちょっと訳ありでレビューは最近書いてないんですが(自分の言葉が微妙だなとしみじみ思うので(笑))この不思議な感覚をみなさまと共有したくて書いてみました( *´艸`)
何て言うんでしょうか。
何て言えばいいんでしょうか。
何気ない日常の中で、ふと思いついただけなんだと思います。
ただ、その淡々と書かれたエッセイの中で紡がれた情景の美しさにゾワリと来ました。
例えば料理の最中に、「このオムレツはあんまり美味しくならないんだろうなあ」と考えつつも。
そのオムレツを載せる予定の漆黒のお皿を夜に見立て。
作るオムレツを半月に見立て。
このお皿からはみ出した月は夜を抜け出してどこに行くのだろう、と考える。
淡々と、何気なしに。
これを書いていてまたゾワゾワと来てるんですが、私はこの短編にあっという間に入り込み、「ああ、夜を飛び出した月は本当にどこに行くのだろう……」と、その情景を思い浮かべては一緒になって考え込んでました。何これΣ(゚Д゚)(笑)
そのイメージ力と読み手を引き込む筆力、本当にスゴイし羨ましいです。そして多分ご自分のそのスゴさに気付かれていないのではないかという疑惑( *´艸`)(笑)
私もこんな感性と表現力があったらなあ……。