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愉快で笑いを誘う、ホラー物語でした。
百鬼夜行の可愛い版と言うのでしょうか。愛らしさにも程よい怖さが混じって、心を和ませるものですね。
もったいなお化け達との冒険心擽る交流が童心を蘇らせるものです。随分と昔に見た、怖い話を詰め込んだ児童書を思い出すものでした。
最後の最後でやっぱり怖いのは、母親の存在と言うのがリアリティある。いつの世も母親が一番怖いのかもしれませんね。お化けよりも……。
片づけを知らない倅が幼かったら、語り聞かせてあげたかった。きっと片づけを率先してやってくれたに違いが無いと感じるものです。
大人と言うよりは、児童に読んで貰いたい作品だと思います。
それにしても、行方知れずの「もったいないお化けの本」は、本作品なのかも知れませんね。もしかしたら、それを私は眼前としているのかも……。
美ぃ助。
作者からの返信
一番怖いのは母親! ってね(笑) 読み聞かせにいいですよね~。これを読んでもらった子どもたちが、お片付けできるようになってくれたら嬉しいです♪
完結お疲れ様でした! ほっこり可愛い読み聞かせ♪ 堪能させていただきました!
私の幼少期、物語と言えば昔話が定番で。今考えると、そのほとんどに鬼やお化け、妖怪などが顔を出していたような気がします。
その頃は、お化け自体を『怖い』と感じたわけではなく、お化けの所業を『怖い』と感じていたはずで。『怖い』の意味が、子供と大人とでは異なるのだなと改めて発見しました。
……そう。
では、この物語で一番怖いのは?
さてさて、見当たらずに諦めていた万年筆でも探してみましょうか……。
作者からの返信
そうなんですね! お化けそのものは怖くない……確かにそうなのかもしれませんね。
万年筆くん、早く見つけてあげてくださいね。あんまり遅いと、そのうちどこからか「は~や~く~」って声が聞こえてくるかもしれませんよ(*^^*)