第7話 2019年2月から~115キロ カーチャンと一緒にダイエット
2020年
11月13日・・・91キロ
11月14日・・・90、7キロ
11月15日・・・90、2キロ
11月16日・・・89、8キロ
11月17日・・・89、7キロ
11月18日・・・89、3キロ
11月19日・・・88、9キロ
2019年2月からの体重表は、第1話に書いてあります。
それか毎月中ごろに体重を月の推移を表に入れて行くので、その時にも2019年2月からの体重の増減を乗せて行きます。
一昨日から、ごはん食べてないので体力がかなり落ちてきた。
一昨日は夜にお風呂の後、立ち眩みしてからダルさが続いて。
昨日は、一気に疲れやすく、ダルく、微熱が少し出て来た。
ごはん食べないと、荷物整理が出来ないから、食べないとと思うんだけど。食べようと思うと気持ち悪くなってくる。
喘息大発作が1日中出てても、子供時代ずっといじめられていたんだけどそのときですら、ごはんが食べれなくなったことが無いんだけど。
おかーさんが死んでから、おなかが空かないし、食べようと思っても食べたいものが思いつかなくて、結局朝夕ヨーグルト275gずつ食べてる感じが続いてる。
次期に食べられるようになっていくと思うから、ほっておいているんだけど。
おかーさんの作った 豚肉いっぱいの野菜炒め
お肉いっぱいのすき焼き
野菜一杯の焼きそば・・・食べたくて。
それ以外のものが、くちに入らないというか、食べたいと思う気持ちになれない。
おかーさんと毎日お昼ごはん一緒に食べてたせいか、おかーさんと他愛ないことを言い合いながら食べていた時間がいまの自分にどれだけ大切だったのか身に染みる。
おかーさん 死ぬなよ。
おかーさん居ないと 気もちが無機質になっちゃうよ。
おかーさんとお昼ごはん一緒に食べてる1時間くらいの時間が、とても大切だったんだなって気づく。
おかーさん
おかーさんの居た1階に2階から荷物を運ぶたびに、おかーさんの居たちゃぶ台の背もたれになっていたような壁に入院直前まで来ていたおかーさんの部屋着洗ってかけてある。
神棚には、おかーさんの名前で納めてあるお札。この二つに「 おかーさん おはよう 」「 おかーさん 荷物少しずつ運んでいるよ 」「 おかーさん 部屋少しずつキレイになってるよ 褒めて 」と話しかける。
おかーさんが死んでから それは日常になっていたんだけど。
悲しい気持ちは無かったんだけど。おかーさんが普通に帰ってくる気がしてたから。
でも一昨日昨日あたりから、おかーさんに話しかけると、じわりと涙が滲んでくる。
おかーさんは居ないこと、心のどこかで感じ始めているのか、その変化を私はどこか参ったなと思ってる。
おかーさん、頭ではわかっているんだ。
肺がんの大きさがステージⅣ。転移ステージがⅡ。
抗がん剤も手術も出来ないとなれば、これからどんどん進行してく。
おかーさんのガンは、進行が早いタイプだと先生が言っていた。
抗がん剤の当日も、先生から電話があって、「 喀血、血痰でてないですよね? 出てると抗がん剤が出来ません 」と言われた言葉をもっと考えればよかった。
おかーさんのカラダは、それだけガンの負担が大きすぎたこと。
でも今はそれを、考えることができない。
考えたら泣いて動けなくなってしまいそうだから。
もう少し、時間が経ってから考えて行けたらと思ってる。
おかーさん 死ぬなよ
もっと一緒に お昼ごはん あーでもない、こーでもない、明日はなに食べる?と言いながら、過ごしていたかった。
おかーさんの好きなよう服の話をしながら、私は少しウンザリ気味に話していたかった。
そんな他愛ないことが、とても私には大事だったんだって気づく。
おかーさん死ぬなよ、ほんと。
ごはん食べれないよ。
おかーさんと 他愛ない話しをしながらのごはんが、私にとっての「 ごはん 」みたいで。
でも6月から咳が少しずつ増えて行った。
おかーさんは咳を気にしてた。
私はその咳を、肺気腫の薬が足りないのかと思って増やせばいいと思ってた。次のおかーさんの外来予約の時にその件を伝えればいいと思ってた。
なのに11月5日17時19分。
おかーさんは 冷たくなって 動かなくなってしまった。
おかーさん
おかーさん
冷たくなるなよ。 おかーさん。
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