第5話 メンバー紹介

そう言えば、部活メンバーの紹介をしていなかったことを思い出したので紹介しよう。

俺は大田原 優。

大田原家は代々山城島の逢津老松あいづおいまつ市で、逢津の殿様づきの医者として活躍したのが始まりでその地で医者を続けていたが、いつからか医者になれる人材が生まれなくなり、東京で材木屋ざいもくやなどを営むようになった。

その後、戦争の空襲から逃れるために山童根市に疎開そかいしてきて、この地で医療品の梱包紙の販売をしていたが、金庫番を任せていた人に金を盗まれその金で、同じ地に温泉を作られたらしい。

次は、御伽原 ニナ。

彼女は、オシロイさまへの信仰心がとても強くオシロイさまが守護してくれてると思っている。

自分のことよりも他人のことを気にするタイプ…というかマネージャータイプ。

優しいのでとてもいい人だと思う。

その次は、鎌崎 花南はな

彼女は、鎌崎家の人で、この部の立ち上げを後押ししてくれた人。

そのまた次は、寺田 萌里もえり

彼女は、寺田家の人で無自覚に人を煽る。

最初の頃はメガネを掛けていたが今はコンタクトレンズに変えている。

謎にイメチェンを果たしている。

最後に、神宮寺 紗希さき

彼女は、神宮寺家の人で、神宮寺家に伝わる古文書や吉木館の伝承の真実性について独自に調査しており、この部の第2の顧問のような役目を果たしている。

将来的には、医者か医療関係の職。または、民俗学者にでもなりたいそうだ。

-続く-

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