私はあなたにふさわしい

僕は99本の満開に咲く白薔薇たちを抱えて母校の正門まで来た。僕をまだ若いと振った彼は、未だにボロ学舎で教壇に立っている。彼にふさわしい男になるために今まで頑張ってきた。僕の想いは本物なのだ。女子生徒たちの視線などもろともせず、僕は眼鏡で天然パーマの初恋相手の元へ歩みを進めた。

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白薔薇の恋 旦開野 @asaakeno73

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