第2話 自死について
早く親に死んで貰いたいと思い子はいるだろうか。
わたしは、今から20年前いわゆる2000年の終わりにそう思っていた。
理由は一つ娘の死だ。
親より先に行くなんて、親不孝者。
だから、早く両親に死んで欲しいと思った。
そしたら、わたしはいつでも死ねる。
2000年生まれ、当時ミレニアムベイビーと呼ばれた子たちは。今年二十歳になった、
娘も生きていればもうすぐ二十歳だ。
七五三に次いで、子供が無事に成長した祝いに成人式がある。
でも、今年はコロナの影響で、あまり盛大にはできないだろう。
2000年ノストラダムスの予言で地球が、滅びと言っていたが、20年ずれたのでは、
人類が滅びるなら。私は、自死をする必要も無くなる。
こんな私の両親は、未だに介護度も付かず元気に過ごしている。
自己中 ユウコ @1001paon
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。自己中の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
なかなか/ユウコ
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
んー。/ユウコ
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
匿名短文みんなのアイドル企画 感想最新/遊月奈喩多
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 2話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます