第11話 体育祭


今日は体育祭の練習日だ。僕は順番決めとか面倒くさかったので、

うたたねをしていると100メートル走と障害物競争にも出ることになった。

何故だ?そんなこともありつつ、僕は練習している。

はあ、凌平がいるんだし僕はいらないはずなんだけどな。

「どうした?もう疲れたのか?ほらよ」

「あ、凌平ありがとう」

凌平は僕にスポーツドリンクが入ったぺットボトルを投げてくれた。

「それで、お前疲れたのか?お前にしては早くないか?」

「そうかな?僕の体力はこんなもんだよ?」

「よく言うわ。この前サッカーの授業丸々一試合走ってたじゃないか」

「僕が遅かったせいで役に立たなかったけどね」

「よく言うわ。バリバリ活躍してただろ」

「あれは活躍っていうのかな?シュート決めただけだよ?」

「シュート決めるだけってこともすごいんだよ」

「そうなの?そんなことはおいといて、疲れたっていうか3種目あるのが、精神的にね」

「まあお前ならいけるだろ」

「最低限は頑張るよ」

「お前ならそれでもいけるだろ」

「そうなの?まあいいや」

そんなこともありつつ、その日の練習は終わった。


◆◆


「寛人君!」

「どうしたの?」

香織が来た。走ってこられると香織のが揺れている。何をとは言わない。

「明日何でるの?」

「リレーと借り物競争と100メートル走だね。香織は?」

「私は二人三脚と障害物競争かな。障害物競争、手を抜いてね?」

「僕は遅いからね。手を抜くまでもないよ」

「小雪から聞いてるよ。寛人君速いんでしょ?」

「どうなのかな?」

「まあ、そういうことだから手は抜いてね?」

「上目遣いで言われても・・・・」

上目遣いで言われるとどうすればいいのかが分からない。

「当日は応援するから、頑張ってね?」

「香織もね」

香織にも応援されるんだったら頑張らなければ。

・・・・・当日は幼馴染も来るからな・・・・。



◆◆

ごめんなさい。短くなりました。体育祭はあと何話か続きます。

ハート等よろしくお願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る