第7話 おかーさん なんにもやる気起きないよ
取り敢えず、弟に 坐骨神経痛で廃品回収の日を1週間遅らせてもらったけど
まだ結構痛いし、座っている時間が少ないし。10分座って10分横になるとかだし。
本当は、区役所とかももうしないといけないんだけど
いまは、おかーさんのスペースと、私のスペースの荷物整理、運び出しで精一杯なので
廃品回収までには遅くても1階のおかーさんの部屋で暮らせるようにするです。
1階のパソコンが繋がれば、もっと早く下に住むつもりだけど。
すごい、、、無気力?とも違う、、、なにかをする気になれない。
学生時代の虚無感とも違って、こんなになにも心に感じないのに、なにもしたくない やりたくない。
ググったら
母親の死で ごはん食べれなくなったり 不眠 うつ状態って結構多くの人が成るみたいだし
私も、無理して現状打破しないで。しばらくはこのまま、おかーさんが居ない時間、動けるようになるまで のんびり行こうと思う。体も動かないしね。
お昼が全くできなくなったし、寝るのにも時間がかかる。こんなの初めてだよ。
本当にこの3年間。
エビリファイ錠を飲んでくれてからの年月は、おかーさんと私ケンカしなくなったし。
そこから、母娘の関係がどんどん近づいて、本人たちに気づかない間に濃密に修復して行ってくれたんだと思う。
おかーさん、まだ3年だよ 親子に成れて。
やと!親子に成れて3年だよ。死ぬなよ。
もっと一緒に居たかった。色々話したかった。
一緒に居息ハアハアしながら、どこかに行きたかったよ。
おかーさんと、毎日もっと一緒に居たかった。
急に居なくなるから 現実味も 実感もあまり持てないよ。
おかーさん、早く帰って来てよと思う。
病院から、早く帰って来てよと 思う。
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