第五節:隊長の危機
問題はメイジも同じように、レーザー銃と思われる銃を抜いたことであった。
気配が変わったことに気付いた隊長が、バックステップした。
こちらに向かってメイジを見ていたが、目標は隊長ではなくこの子の様であった。
ナイツもレーザー銃を抜いた、(この不届き者めナイツにあるまじき行為)と思った瞬間ナイツが分身をかけたその数およそ十分身、この子を守るべく私が
『しなければならないことをなせ』とは父がよくいっていた言葉である。
なぜか、今思い出した。
この子を、
その直後、隊長が
隊長は、その身を壁にして私とその子を
三方位から、レーザー銃がフルオートで撃たれた
そのほとんどが、隊長に当たる。
レーザー銃が当るとその
上体でそのほとんどを鏡面二重分身しながら受けたため、隊長の背中側は
その直後くらいである、警察のサイレンと思わしきものが聞こえたためそいつらが近寄り顔を見合わせた。
直後私の術が
加重量は一万九十八キログラム、しかも最大持続の十分間であった。
まず
もう一人は、持上げられず手も離せずその場から
その
医者にもなれる、このアルケミー・デザイナーに
小さいが所持していたバスケットから、
高速戦闘を
今の私の目には、隊長の
だが今はこの子がナイツかどうかなんてどうでも良かった、処置もかなり
応急緊急処置であとは
私の服も、隊長の血で
「早く、
そう思えるほど心配だったのである。
出て来るまで二人で、一緒にその場に立ち続けたのである。
少し時間が経って警察の方が、私に「身分証明できるものお持ちですか?」と問われたのでギルド証を見せ私も
今はブラックオニキスのカードが、すごく重かったのである。
「私にもあの時、魔法が使えたら……」と呟いたが、それは見に来た警官に伝わった様で「大丈夫ですよ」と「ここの医者は救急医療に
「もう一人の方は、
同じエルフであると、見たのであろう、今見ると
ギルド証が、
ICU前で座らずに立ち尽くす私たちに気を使ってか、「我々は
もう一人が、「
ヤツラは
まだ名前も知らないその子が、
「
どうやら、その子には怪我は無さそうだった、
動きに不自然なところは無い外傷では無いのか元々こういう性格なのか、どこから来たのか聞こうとしたその時であった。
ICUで動きが有った、隊長が
もう、隊長がICUに入ってから二時間が
ノーマルと違い生命力は格段に優れており身体能力も、そこらの普通のナイツよりはあると思わせるだけの
ふと何かを、思い出す『
急いで、隊長詰め所に連絡を……違った今の時間で対応できる部隊はいつもなら「二番隊!」二番隊の
呼び出しコール音が二度ほど鳴って「はい、こちらジーン」といったところで「私ですアスカです、隊長が撃たれて……今病院のICUに隊長が入っているところですが目を覚ましたみたいで……」と私が
「分った、何かあったら固定ではなく通信でって休暇中か……
ヤツラ撃つときにフルオートあたりに設定していたらしい体への
数多く
私はまだ使えないが
アレは瞬間的にだが四人の実体に成れるスゴ
私にも覚えはある
すでに、『
アレは、長くても十分くらいまでしか引き
『荷重』をかけなくてよかったと思った『荷重』の場合射程が短い代わりに時間単位で
ジーンさんが、来るまでに考えていたことはこれだけであった。
第三章 第六節へ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます