第4話脱走

どうにか1体巨人を倒すことができたがまだこの島には巨人がいることを思うとこれ以上は物資などの面できついと誰もが思った。



そんなこんなで夜が訪れた。どうにか助け出した日本人に何があったか聞き出そうとした。

「お前の名前は?」


「大日本帝国陸軍第43師団所属里山源五郎です。」


「同じく西嶋智成です。」



「源五郎、それに智成。この島で何があった?」



「実は...」

そう言ってとある日記を渡してきた。



6月14日


どうやらこれは実験失敗のようだ。


本来ではありえない不幸が起きたまさかな...


あの花がこの島にあるとは...上層部の奴ら我が師団をはめよって


これを見ているころにはわしはあやつらに食われているだろうだからせめてここにつづらせていただくあの花の名は...



と紙が途中で破かれていてこれ以上は見えなくなっていた。


「あの花とは?」

「私の上官である冴島豊次が書いたものになりますのでそれ以上の情報はありません。」


今日は休んでおけと日本兵に言いテントの外へ出た。



「巨人と花か...」

と言い真相が明らかにならないままもやもやする状態で終わった。



そして朝が明け目覚めると何やら騒がしいてテントを出ると隊長が「日本兵が脱走した」


と大騒ぎしていた。



そんなはずないと日本兵のテントを見ると何やら置手紙のようなものを見つけた。

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