つぎはぎされた概念の妄念という、なんだか感じ入るものがありますね、割とみんなで好きに思い浮かべた遊びのようなこと、子供のやる絵合わせ、刻んでまたつないでを繰り返した先にその像があるのかもしれないですが、タバコ一本に落ち着いて、しかし人の姿にも人にちなうようにもなれると思ったら、案外、概念という人々の曖昧な考えも可視化がある程度可能になったら皆で楽しみ親しめるのかもと思いました
　もちろん概念のほうも人によっていくことは出来そうで、良いですね。

大昔、顔の無い混沌という存在がおり、それに諸国の人々が集っては混沌からもてなしを受けたという具合でしたが、混沌には顔がありませんでした、持て成された人々はある時混沌にお礼として顔を描いて上げました、が、混沌は顔を描かれたことによって死んでしまった、というお話が中国にありましたが、果たしてどういう意味なのかは僕はいまだに分からないところがあります。