第2話 想い出
ガチャ
「ただいまー!って誰もいないんだけどね」
私は就職してからアパートで一人暮らしを始めてます。おかえりって帰ってこないのは少し寂しいとか思う。
「お風呂入ろ」
ガチャ···バタン·····シャー·····ちゃぷん
「今日も疲れたなぁ、てかひろくん懐かしかった。相変わらず笑顔が可愛いかった・・・・・さっちゃんなんて呼んでたし////はぁ・・・やっぱ好きだなぁ・・いや、好きだったの間違いでしょ!」
そう。好きだった。中川弘樹くん。小学生のとき初恋。。。
最初に好きになったきっかけは人見知りの私に誰よりも先に声掛けてくれたこと。ただそれだけ。それから運動神経いい所、優しい所、笑うと可愛い所と色んな好きな所が増えていった。
中学まで一緒だったけど結局告白する勇気がなくてバラバラになってしまった。
それからも中々忘れられず好きだったけど連絡先も分からずそのまま。友達に県外にいるという情報を聞いて諦めようとしていた。
その時に悠人先輩に出会って、可愛い笑顔が似ている悠人先輩を好きになっていった。
「てか、またねって言ってたけど連絡先知らないじゃん!もう会えなかったらどうしよ。いや、今は悠人先輩が好きだし会えなくても・・うーん、やっぱり会いたい。でも。よしもうお風呂上がって寝よ!」
その日は好きなのが悠人先輩かひろくんかぐるぐる考えながら眠りについた。
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