『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』 100%対1000%

 ゼロワンは、一時間以内に滅亡を止められるか?



 1時間で世界を滅ぼそうとする宗教団体を止めるため、ゼロツーとなって戦うアルト。

 しかし、ボスであるライダー・エデンの前に敗北してしまう。


 そこでたどり着いたのは、誰もが意識を失っている世界。

 この世界で唯一意識を保っている人物によると、彼らは現実世界で、テロに遭って死んだ状態だという。ナノマシンによって、意識をデータ化されて転送されていたのだ。


 また、そのナノマシン開発者こそ、エデンの正体だった。



 黒幕はZAIAの常務。

 彼はZAIAのテクノロジーをテロに流出させていた。


 逃亡中に、「1000%」ことライダーカイザーに見つかって、すべてを吐かされてしまった。


 テロを起こしている信者たちの正体はネットのアバターであり、「終末思想を抱いている者たち」で構成されていたとわかる。



 アキラ100%と1000%の口論は、ちょっと笑ってしまった。



 内容は「ネットの悪意との対決」という、今風の作風だった。

 ガスマスクを付けていた展開は、当時の事象を考えてのことではなく、たまたまだったとか。



 本作の目玉は、なんといってもアルトとイズの共闘だろう。


 ゼロワンとゼロツーが戦っている時点で、「イズがなんかするんやろう」とわかっていても、盛り上がる。

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