『スペクトル』 土御門くん、謎の生物兵器と対決!

 Netflixのオリジナル作品。


 技術開発所の博士を務める主人公は、画期的な破壊装置を開発した。

 だが生物相手の実験を嫌がり、プレゼンに失敗する。

 戦争中のため、軍事に使えるものを欲したのだ。

博士は、防衛の為に技術は使われるべきだと主張。

 そんな博士に軍から調査依頼が。

 正体不明の透明な物体により、進軍が滞っていると。


 撮影機能付きゴーグルの映像を見せてもらう。

 兵士を襲った謎の物体を、軍は「光学迷彩によるクローキング技術を持った敵兵」と認識していた。

 だが、地元の住民は「あれは霊だ。戦争の亡霊だ」と主張する。


 博士は「データ不足だ。物体そのものを撮影しないと」と、調査を願い出る。

 特殊なカメラを装甲車両に設置して、撮影できないかと。


 が、軍の兵隊はいい顔をしない。触らないでくれと博士を追い出そうとする。

 そこへ、博士をよく知る人物が「彼がこの装甲車を作ったんだぜ」と説得。

 事なきを得た。



 反乱軍の襲撃で孤立した部隊がいるという建物へ。

 そこに現れたのは、やたら足の速い発光物体だった。

 二足歩行する人型物質によって、救援部隊は半壊。

 敵はライフルはおろかバズーカすら効果がなかった。


 作戦失敗し、撤退する軍隊。

 装甲車を地雷で失い。工場へ避難する。


 工場にいた幼い姉弟の姉によると、謎の生命体の正体は、亡霊だと語る。

 亡霊は鉄くずに弱いらしく、工場の周りに鉄くずを撒いていたから、少女と弟は無事だった。


 逆転策を練り、博士はカメラをサーチライトに改造する。


 

 救援との合流ポイントに到着したが、弟の方が死んでしまう。


 キレた主人公は、軍用ヘリの風圧を利用して、鉄くずの入った瓶を大量に割る。

 鉄くずをまき散らし、ヘリを守る。


  

 避難所で、少女に詳しく話を聞く。

 あの物質は、発電所から沸いてきたらしい。

 主人公は、重大なヒントを得た。

 

 敵の仕組みには、SF的な要素があるらしい。

 説明は難しく、オレには理解できない。

 とにかく、奴らは敵兵の作り出した殺人兵器、つまり、人工物であることは判明した。

 人が作ったモノなら、弱点があるはずだ。


 あらゆる電子部品を武器に取り付け、逆襲のための武器を作り出す。


 物体を作り上げている敵のアジトへ殴り込みをかけに向かった。


 でも、説明されても分からん。

「そうか、あいつらはこうやって作られたんだ!」

 と、ビジュアルで見せるシーンがある。

 でも、やっぱり分からん。


 分からなくても、なんとなく「こうやったら倒せるんだ!」というのがだんだん分かってくる。

 それで十分面白いので、よし。


 世の中には説明されても分からないことがある。

でも、「こうやったら殺せる」が分かればいいかもね。

  


 オレは、本作を吹き替え版で見た。

 なんか主人公の声、特徴的やなー、どっかで聞いたことがあるなーと思って調べた。

 主人公を演じるのは「勝 杏里(かつ あんり)」さん。



『と禁』の土御門だった。

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