第12話 書いてる小説がつまらないって思ったとき


 小説を書いていると、よく自分の作品がつまらない。とくに頭が冷えて読むとがっかりすることが多いです。


 こういう時、どこが悪いのかはっきりするといいのですが。


 タカナシ様のエッセイには、その時の対処法がとても理論的に書かれていて参考になりました。

『カクヨムの、カクヨムによる、カクヨムのためのカクヨムオンリーを作りたい! カクヨムコン6』にとても良い分析がありました。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922778471/episodes/1177354055008055510


 そう、私もつまんない病にかかっております。

 こんな駄作、なんで書いてるって。


 カクコン用の作品。まだ、タイトルも決まってなくて、現在、絶賛校閲中なんですが、中盤で、こりゃ、全文書き直し!ってなっており、間に合わないなんて、青ざめてます。


 いや、この時期にかかりたくなかった、「つまんない病」。


 理由はわかっております。

 物語を広げすぎて、大国と小国の関係、環境問題、日本人のルーツにまで手を伸ばして、これは、解説書かっ!


 異世界の解説書を書いて、誰が読むよ。

 そんな状況に中盤がなっております。


 解説じゃなくて小説かけって話でござる。


 もうね、青ざめるどころじゃない。書き直し。物語の世界観すべてを小説にしていったら、10万文字じゃすまないし、いつ終わるとも果てしのないネバーエンディングストーリーになりそうで、どうしたらいいんですかっ。


 それで、焦点をしぼって、解説やめてって。そう思うと、泣きたい。どこを削って、どこを書くんだいって、今、そこ? 今、そこですか問題に直面中。


 この場合、唯一の救いは、あれです。

 学生時代の試験です。

 皆様もご経験がありませんか? すごくできたって思ったテストがひどくて、ダメだと思ったテストがそれほどじゃないってこと。


 要は、できたと思ったテストは、わかってないことさえ理解できてないってことで。ダメだと思うテストは、できないところがわかっている。


「できた」よりは「できない」方が、まだ救いがあるってことだと……。

 うん、強引に、そう思うことにしておく。


 もう、こういう逃げの思考だけは、昔から天才って言われて何十年。今日もいつもとかわらず平常運転のアホです。というわけで今回の質問です。


【質問12:書いた小説がつまらないと思われたとき、どうなさいますか?】

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